ポケットWiFiをなくした!忘れた!正しい対処法と緊急連絡先などまとめ

小さいものだとタバコの箱より小サイズなポケットWiFiルーターは、どこかに置き忘れたりなくしたりすることが結構あります。

または、悪意ある誰かに盗まれることもないとはいえません。

例えばスマホなら親切な人が電話を取ってくれる可能性もありますが、通話ができないルーターではどうしようもありません。

またGPSもないので位置も把握できません。

また別のを買えばいいというワケにもいきませんし、万が一パスワードのセキュリティが破られると無断で使われて請求がくる、なんて最悪なことに。

よく、クレジットカードをなくした場合専用の電話窓口があり、不正利用を防ぐためすぐ電話してカードを止めることがありますよね。

安全意識的には、WiFiルーターも同じくらい必要だと思います。

では具体的にどこに電話すればいいのか?どういう対処をすればいいのか、などをまとめました。

まずプロバイダの専用窓口に電話する

まず最優先にするべきことは、第三者による悪用を防ぐことです。

契約しているプロバイダのサポートセンターに電話して、回線をいったんストップしてもらいましょう。

主な業者のサポートへの電話番号は以下のとおりです。

各サービス会社の電話番号

プロバイダ名 電話番号 受付時間
UQ 0120-929-818 9:00~21:00 年中無休
Broad WiMAX 0570-783-055 11:00~18:00 月~土
GMOとくとくBB 03-5456-1090 10:00~19:00 年中無休
@nifty 0120-50-2210 10:00~19:00 年中無休
BIGLOBE 0120-86-0962 10:00~19:00 年中無休
So-net 0120-117-268(サービス一時停止は受付なし) 9:00~21:00 年中無休
カシモWiMAX 03-6693-0480 10:00~19:00 年末年始除く
ワイモバイル 0210-921-156 116(ワイモバイルの電話のみ) 24時間 年中無休
ヤフーWiFi 0120-736-020、044-330-3621 9:00~20:00 年中無休
ヨドバシカメラ 0120-779-978 10:00~18:00 年中無休
ビックカメラ 0120-995-151 9:00~21:00 年中無休
ノジマ 0120-921-020 9:00~21:00 年中無休
ヤマダ電機 0210-810-666 10:00~19:00 年中無休
エディオン 0120-71-2133 10:00~19:00 年中無休(年末年始を除く)

総合お問い合わせ先など、さらに詳細はUQの公式ページで確認することができます。

警察(交番)で紛失届を出す

これはルーターに限った話ではなく、所有物を紛失した場合は近くの交番や警察署へ行き遺失届を出しましょう。

現在は、各都道府県で見つかった拾得物の情報がホームページで見ることができるので、なくしたものを探しやすくなりました。

以下のページから落とし物を検索することができますよ。

情報元のサイト警視庁 拾得物公表システム

以前は落とし物が警察に届けられてから、所有者からの連絡を6ヶ月まで待ってくれましたが、法改正で3ヶ月に短縮されているので注意しましょう。

今後の契約をどうするか決める

これは各社の補償によって変わってきますが、引き続き契約業者で利用したい場合は補償を受けましょう。

それが無理な場合は、解約して契約し直すか他のプロバイダへ移るかになります。

多くの場合で違約金が発生するので注意しましょう。

でも、ホントに紛失している?

これは管理人もよくやってしまうので耳が痛い話です。

なくしたと思っていたらカバンの奥に紛れていたり、家の中で思いもしない場所に置いてあったりといったカン違いです。

特に完全に回線を止める手続きをすると取り返しがつかないこともあるので、本当に紛失したかどうか疑わしい時は、身の回りをもう一度確認することも大切です。

プロバイダ各社の端末補償制度について

最悪の事態が起きたときでも、補償がしっかりしていればかなり安心できますよね。

そのあたりが各社でどうなっているのでしょうか。

以下にまとめてみました。

各プロバイダの補償内容

プロバイダ名 補償内容 料金など
UQ なくした機種と同じ機器のリフレッシュ品(回収品を整備して新品同様にしたもの)を補償 380円/月
Broad WiMAX 有償による補償 300円/月
GMOとくとくBB 一律1万円の「お見舞金」が年1回まで補償 500円/月
@nifty 紛失に対する補償サービスはなし
BIGLOBE 紛失に対する補償サービスはなし
So-net 紛失に対する補償サービスはなし
ヨドバシカメラ なくした機種と同じ機器のリフレッシュ品(回収品を整備して新品同様にしたもの)を補償 380円/月
ビックカメラ なくした機種と同じ機器のリフレッシュ品(回収品を整備して新品同様にしたもの)を補償 380円/月
ノジマ なくした機種と同じ機器のリフレッシュ品(回収品を整備して新品同様にしたもの)を補償 380円/月
ヤマダ電機 なくした機種と同じ機器のリフレッシュ品(回収品を整備して新品同様にしたもの)を補償 380円/月
エディオン なくした機種と同じ機器のリフレッシュ品(回収品を整備して新品同様にしたもの)を補償 380円/月
ワイモバイル 上限10,000円までの出費(補償なしの場合全額) 500円/月

WiMAXは特に、回線そのものを持っているUQ以外はMVNOと呼ばれる借受業者なので、どこを選んでも回線の質は基本的に同じです。

ただ、表を見てもわかるように万が一の事態に対しては補償内容がかなり変わってきます。

補償がない場合はもう一度全額を出して機器を購入するか、解約するしか道がありません。

これはかなりキツいですよね。

プロバイダを選ぶときはこうしたサポート面の充実さも確認することが大切です。

できるだけ紛失を防ぐためには

今すぐ実践できる、物をなくすのを防ぐ方法として最適なのは「置き場所を決める」ことです。

たとえばモバイルルーターなら、使う頻度の多いカバンやブリーフケース、PCバッグのどこかのポケットを専用の収納場所にします。

何があっても、使い終わったら必ずそこに収めるという約束事を絶対に守ることが大切です。

とはいえ、手ぶらでポケットに入れることもあるでしょうし、別のバッグを持って出かけることも当然あります。

家でしか使わない物でしたら収納場所を固定できますが、ルーターのように外へ持ち出すものはルールを完全に守れません。

そこで役立つアイテムがあります。

Stick-N-Find(ステッカー・ファインド)

ステッカー・ファインド このステッカー・ファインドはGPSを使った忘れ物防止アイテムです。

ステッカーと呼ばれるコインのようなパーツを専用アプリを入れたスマホと紐付け、なくしたくないものに貼り付けると準備完了。

あとは専用アプリの画面で、ステッカーを貼ったものの位置を把握できます。

ただ、判別距離が最大45mと短かったり、GPSの精度から家の中レベルでは見つけにくかったり、機器の感度が悪いなどの口コミがあるのは気になりますが。

発想は物凄くいい商品だと思うので、さらなる改良や新製品を期待したいですね。

この記事のまとめ

WiFiルーターはもちろん大切なものはなくさないのが理想ですが、人間ですからミスうっかりということは誰でもありえます。 そんな時でも、正しい連絡先や手順、補償内容などを把握しておけば心配やイライラも最小限ですみます。 通信料金や違約金など費用面も大切ですが、こうしたサポートも業者を選ぶ時は注意深く確認しておきましょう。

海外用Wi-Fiをレンタル!羽田と成田の受け取り場所も解説

海外旅行に行く場合、現地でネットはどうやって使うの? これって、純粋な疑問ですよね。

言葉もよくわからない国でネットの情報収集もできなかったらなおさら不安になってしまいます。

特に怖いのが、知らない土地で道に迷ってしまうこと。

スマホのマップアプリさえ使えれば・・・と思う局面が多々あるかもしれません。

また、ネットだけじゃなく、日本にいる家族や友達に電話をすることがあるかもしれません。

もちろんその国にある公衆電話をつかえばできますが、料金がかなりかかってしまいます。

ですが、携帯電話会社のネットワークやその他ネットサービスが進化している今、まったく不安になることはありません。

日本にいるのと同じように、手持ちのスマホやタブレットそのままで、海外でも快適にインターネットを利用することができるので安心してください。

レンタル?キャリア?海外でWi-Fiを利用するなら

2つの選択肢のイメージ

現在、手持ちのスマホやパソコンなどを海外でインターネットに利用するなら、大きく分けて以下の3つの方法があります。

1.契約中の携帯会社の海外WiFiサービスに申し込む 2.現地のキャリアに対応したSIMを購入する 3.海外WiFiサービス専門の業者から専用ルーターを借りる
契約中の携帯会社の海外WiFiサービスに申し込む

これは、今までずっとあった方法であり、後述する海外WiFi専用サービスが登場するまではこのサービスが唯一のやり方でした。

つまり、お持ちのスマホのキャリア会社に別料金を払って、海外でWi-Fiでインターネットが利用できるようにするというものです。

しかも今はどの会社も使い放題プランが用意されているので、どれだけ使っても料金は1日2,980円以上になることはありません。

各社の海外WiFi接続サービス

NTTdocomo「海外パケ・ホーダイ」

国内の「パケット定額サービス」「Xiデータ通信専用プラン」「FOMA定額データプラン」「パケットパック」のいずれかに入っていれば利用できる海外WiFiサービスです。

料金システム

「WORLD WING Wi-Fi」の料金

表のとおりですが、料金が1,980円と2,980円で区切られています。

つまり、1日あたりのデータ量が約24.4メガバイト(20万パケット)までは1,980円、それを超えた場合はどれだけ使っても2,980円ということです。

でも、数字で何パケット、何メガバイトといっても、それがどれくらいかイメージしにくいですよね。

たとえば1日で1,980円あたりの料金だと、だいたい以下の例くらいの使用量になるそうです。

・50文字くらいのメールに写真を1枚添付して家族に送信(4回利用) ・明日の天気を調べる(3回利用) ・気になるお店を検索(5回利用) ・GPSマップを利用して目的地までナビで行く(4回利用) ・写真にコメントをつけてSNSに投稿(10回利用) ・SNSで友達の近況をチェック(10回利用) ・SNSでつぶやく(15回利用) ・4分くらいの動画を視聴(2回利用)

まあどれだけ使っても2,980円を超えることはないので、基本的にデータ量を気にしながらちびちび使う必要はないのですが、利用料のイメージとして参考にはなるのでしょうか。

パケットごとの料金は以下の内容です。

20万パケットまで 50パケットまで 50円 50パケットを超える部分 0.2円/パケット
20万パケット以降 0.2円/パケット

au「海外ダブル定額」

auでは海外ローミングサービス(現地の携帯会社のネットワークに接続してインターネットを利用する)をグローバルパスポートという名前でサービスを提供しています。

こちらもドコモとまったく同じ料金体系で、約24.4メガバイト分までの利用料なら1日1,980円、それ以上どれだけつかっても最大2,980円となります。

また、4G LTE対応の機種なら現地でも海外ダブル定額対象の事業者に自動的につながるので安心です。

ソフトバンク「海外パケットし放題」

ソフトバンクもドコモ、auと同一の料金体系からなる海外ネット接続「海外パケットし放題」を提供しています。

ただし、一点だけ思い切り注意が必要なことがあります。

それは、事前に海外で利用する携帯事業者を自分(手動)で設定しておかなければいけません。

これをやらないと自動で定額対象以外の業者につながってしまい、料金が青天井に膨らんでしまう危険があるのです。

と、こんな感じで携帯会社のサービスを利用して海外で問題なくネットはできるのですが・・・ 1日1,980円や2,980円とか、やっぱり料金がちょっと高いんですよね。

まあ殿様商売という感じでしょうか。

そんな中、価格面で圧倒的な有利さをひっさげてこれらに対抗する強力なライバルが現れました。

それが「海外ネット専用WiFiレンタルサービス」です。

現地のキャリアに対応したSIMを購入する

行先の国に対応するSIMを現地で購入し、それをSIMフリーのスマートフォンに差し込んで使うことができます。

この場合、たいていがプリペイド方式なので使う分だけを購入することになるので、使いすぎの心配もありません。

利用料金もその国での国内通話になるのでたいてい割安になります。

ただしSIMフリー機種でしかこの方法は無理なので、3大キャリアのスマートフォンを利用の方は利用できません。

海外でも使えるグローバルSIMは国内でも販売されていますが、大抵の場合通信量が割高になってしまいます。

海外WiFiサービス専門の業者から専用ルーターを借りる

現在、これが最もポピュラーな方法ではないでしょうか。

これだけスマホやタブレットが普及し、海外旅行に出かける方がたくさんいる今の日本で、まさにビジネスチャンスとどんどん参入業者がふえているのが、この海外WiFiレンタルサービスです。

何と言っても最大のメリットは「料金の安さ」。

行く国によって料金は幅がありますが、最も高価格帯の国でも1日1,580円、安いところだと300円台でネット使い放題のサービスもあります。

前述の携帯会社の海外サービスと比べたらまさに雲泥の差。

さらに、これらのサービスは専用のWiFiルーターを借り受けることになるのですが、その受け渡しも成田空港・羽田空港・関西国際空港・中部空港・福岡空港・新千歳空港など主要な空港でできるんです。

利用できる国も世界200カ国以上と、ほぼ地球全部をカバー。

海外でネットを利用するならこちらを選ばない理由がないほどメリットしか見当たらないサービス内容です。

業者もたくさんあるので好みに合わせて選ぶことができます。

以下に評判のいい海外WiFiレンタル業者をまとめましたのでご参考ください。

イモトのWiFi
[imoto] 海外WiFiサービス大手のグローバルデータがやっているのが「イモトのWiFi」。 世界の果てまでイッテQ!の珍獣ハンターでお馴染みのイモトがイメージキャラクターを務める海外WiFiサービスです。 スマートフォンやタブレットなど5台まで自由に繋げられる海外WiFiルータを格安でレンタル。 面倒な設定はすべて済ましてから使えるので、最短10秒で接続できるカンタンさが特長です。
対応している国・地域 空港受取り・返却 支払方法
200 OK クレジットカード
プラン サポート 評価
4GLTE、3G 年中無休24時間(国際電話、メール)

[imoto]

グローバルWiFi
[globalwifi] こちらも大手の海外WiFiサービス、グローバルWiFi。 1995年に創業し、海外WiFiは2011年からサービスをスタートさせています。 世界200カ国以上の国に対応し、その数では業界No.1となっています。 期間ごとに開催される格安キャンペーンや法人向けプラン、タブレット専用プランなど、幅広いニーズに応えられる魅力的な料金プランを展開。 選んで間違いのない業者です。
対応している国・地域 空港受取り・返却 支払方法
250 OK クレジットカード、NP後払い
プラン サポート 評価
4GLTE、3G 年中無休24時間(メール、LINEチャット・電話、スカイプ)

[globalwifi]

Wi-Ho!(ワイホー)
[wiho] テレコムスクエアが運営する海外WiFiサービスがこのWi-Ho!(なんか某大手家電メーカーのネットサービスと名前が似ていますが(^_^;))。 こちらも上記の業者に料金でひけを取らず、もちろん空港での受取手数料や宅配送料などいっさい不要。 あらかじめ予約することでさらに料金が安くなる「早割セール」が魅力的です。 1カ国と複数カ国で2つの料金プランも選べるのもいいですね。
対応している国・地域 空港受取り・返却 支払方法
92 OK クレジットカード、NP後払い
プラン サポート 評価
4GLTE、3G 年中無休24時間(電話、メール)

[wiho]

実は最近登場した「どんなときもwifi」のほうがお得!

どんなときもwifi もし、ポケットwifiの類をまったく持っていない方で海外旅行に行くなら、このどんなときもwifiのほうがお得になる可能性が高いです。

最近CMも結構やっているのでご存知の方も多いかもしれませんね。

このどんなときもwifiは画期的で、なんと月々の通信量に制限がまったくありません。

つまり完全に使い放題、しかも月額は3,480円とかなり格安なんです。

しかも何の手続きもなしで海外に持っていってもそのまま使えて、料金はレンタルwifiよりも安いです。

どんなときもwifiの海外利用料金 さらに、契約期間は2年と、3年の長期契約が当たり前になった今ではだんとつに短いもの。

ワイモバイルのアドバンスモードに制限はある?使い放題の裏にあるリスク

無線インターネットにつきまとう「通信制限」を気にせずに使える、ワイモバイルのアドバンスモード(アドバンスオプション)。

月々定額でインターネットが使い放題になる魅力的なサービスです。

通勤や通学、遊びなどで移動中に毎日のように動画などを見ていると、あっという間に月に決められた通信量の上限に達してしまいますよね。

で、そこを超えてしまうと通信速度に制限がかかって激遅に・・・。

通信量が気になるから思い切りネットのコンテンツを楽しめないという方も多いのではないでしょうか。

ワイモバイルが提供しているPocket Wi-Fiの料金プランにオプションで付加することができる「アドバンスモード(オプション)」なら、毎月7GBの通信上限を超えても速度低下することがないのが最大の魅力。

毎月684円のオプション追加料金はかかるものの、十分に元が取れそうです。

ところが、話はそう単純には行きません。

じつはこのアドバンスモードには、いろいろと問題点があるからです。

どういう部分にリスクが存在するのか見ていきましょう。

そもそも特定のプランにしか適用されない

ワイモバイルのPocketWiFi料金プラン

現在ワイモバイルのPocketWiFiには大きく4つの料金プランがありますが、アドバンスオプションは特定のプランにしか適用されません。

それは「Pocket WiFiプラン2」と「Pocket WiFiプランL」です。

上の公式ページの画像ですと左側の2つのプランですね。

毎月の通信上限が7GBに設定され、それぞれ月額3,696円、月額4,380円で利用できるプランです。

Pocket WiFiプラン2

料金 月額3,696円
通信量 7GB
契約期間 3年
制限時の速度 128Kbps
アドバンスモード料 月額684円

Pocket WiFiプランL

料金 月額4,380円
通信量 7GB
契約期間 3年
制限時の速度 128Kbps
アドバンスモード料 月額に含まれる

(プランの中でもWiFiルーターを単独で利用するプランと、パソコンやタブレットをセット購入した際に適用されるプランがあるのですが、ここではルーター単独利用のプランで話を進めます。

) これ以外のプラン(Pocket WiFiプラン2ライト、Pocket WiFiプランSS)ではそもそもアドバンスモードに対応していないので注意しましょう。

制限を超えてから切り替えても適用されない

アドバンスモードは契約した時点で勝手に設定されるわけではありません。

ルーターの設定を自分で変更することで、通信方式をこのアドバンスモードに切り替えることができます。

と、まだそれはいいのですが問題は通信制限。

たとえば月の途中に上限の7GBまで使い切ってしまってからアドバンスモードに切り替えても、使い放題は適用されないのです。

つまり、そろそろ上限を超えそうだな、というタイミングで予めアドバンスモードに切り替えておかないといけません。

どれだけ使ったかはルーターの画面で確認できるものの、いちいちモードを切り替えるのは煩わしいですよね。

しかもうっかり変更を忘れてしまったらその月は適用されないのも不親切な仕組みです。

理想をいえば、アドバンスモード適用エリアに入ったら自動的にモードが切り替わればいいのですが、アドバンスモードと標準モードは手動切替のみになっているんですね。

これが解消されればうっかり切り替え忘れもなくなるのに・・・と思います。

3日間の通信上限はある

アドバンスモードは使い放題というものの、いわゆる短期間での集中利用での通信制限は存在します。

3日で3GB以上通信すると128Kbpsの超低速通信になってしまい、解除する(通常の通信速度に戻す)ためには500MBごとに500円の追加料金が必要になります。

ワイモバイルの欠点として、この速度制限時の通信速度が低すぎることです。

128Kbpsでは動画の再生はおろか通常のウェブサイトの画像などの読み込みにも時間がかかり、まともに閲覧できる環境ではありません。

この点UQのWiMAX2+だと同じように通信制限はかかるものの、速度が下がってからも1Mbps程度はキープできるのでそこまで不自由を感じるほどではなく、比較すれば圧倒的に優位です。

アドバンスモード対応エリアが狭い

アドバンスモード対応エリア

もう一つ、アドバンスモードをいまいち期待できない理由がこれ。

そもそもアドバンスモードの対応エリアが狭いのです。

【AXGP】と呼ばれるアドバンスモードのエリアは、上記の公式サイトの地図でも一目瞭然ですが、基本的に大都市とその周辺くらいしかありません。

このアドバンスモードは通信方式でいうと4Gの2.5GHzとなり、ソフトバンクの4Gエリアと同じものになります。

将来的にはエリアの拡充は期待できるかもですが、少なくとも現在は都市部のみで使え、少しでも地方へ行くと使い物にならないという認識が正しいです。

つまり使い放題の恩恵を受けられる人はかなり限られる、ということですね。

しかも、アドバンスモードに使う電波は2.5GHzとひじょうに高いのも気になります。

基本的に電波は周波数が高くなるほど直進性が上がる反面、建物や障害物の影響を受けやすくなるからです。

エリアマップで見たら範囲内なのにネットにつながらない、という場合に多いのが、屋内にいて電波がうまく届いてない状況です。

同じく周波数の高い電波を使うWiMAXも、やはりビルやマンションなど建造物の中にいると通信状況が悪くなるケースが多いです。

ワイモバイルと同じ電波でたっぷり使えるネクストモバイル

ワイモバイル最大のネック「月7GB制限」とアドバンスモードの使い勝手の悪さ。

電波の安定性はすぐれているだけに、これで容量を気にせず通信できたら最高なんですよね。

実はそれに近いサービスがあります。

それがネクストモバイル(NEXTmobile)です。

ネクストモバイルはソフトバンクの回線を使ったポケットWiFiで、ワイモバイルと同じネットワークになります。

それでいてひと月の通信量は20GB、30GB、50GBが選べる大容量。

料金も最安で2,760円からとワイモバイルよりずっと割安なんです。

このネクストモバイルが登場したおかげで、はっきりいってワイモバイルを選ぶ意味があまりなくなったといえます。

もちろん私も実際に契約していますが満足度は高いです。

ワイモバイルの通信制限や通信量の少なさが気になっている方は、ネクストモバイルはかなりオススメできるプロバイダです。

以下のページでネクストモバイルについて細かく解説していますので、興味のある方はぜひご覧になってください。

ポケットwifiは自宅でインターネットできる?回線をつなぐのとどっちがいい?

モバイルというとまず屋外で使うイメージがあると思いますが、そんなことはありません。 ポケットWiFiのいいところは「どこでもネットができる」こと。つまり電波さえ拾えるところなら外でも家でも問題なくインターネットを楽しめるのです。 自宅でのネットというとまずはフレッツ光などの有線の光ファイバーを用いたものを思い浮かべますよね。もう少し昔だと電話回線を使った常時接続のADSL、さらに前だとISDN、そしてダイヤル回線でネットをしていました。

あの、ピーッ・・・ガガガガガ・・ピッピッという通信音が懐かしいです。深夜だけ通信がし放題になるNTTのテレホーダイなんてのもありました。

昔話はさておき、このページでは、光ファイバーなどの固定回線と比べて、ポケットWiFiを家で使うことのメリット・デメリットについてわかりやすくまとめました。

これからネットのメイン回線をモバイルWiFiにしたい、という方はぜひ参考にしてみてください。

ポケットWiFiを自宅で使うメリット

フレッツなどの有線インターネットではなく、無線のポケットWiFiを自宅へ導入すると、どんなメリットがあるのでしょうか。

以下にまとめてみました。

メリット1.煩わしいケーブルから開放される

有線はその名の通り、機器と機器を電流や電気信号が通るケーブルでつなぎますので、どうしても配線が増えてしまいます。

デスクトップパソコンを使っている場合は、ただでさえその量が尋常ではありません。電源ケーブル、PC本体とモニタをつなぐDVIなどのケーブル、スピーカーのケーブル、その他ハブや外付けハードディスクなどを足すごとにケーブルが必要になります。

さらにそこへ、光ファイバーのインターネットの場合、LANケーブル、ブロードバンドルーターと回線終端装置を結ぶケーブルなどがあります。

ノートパソコンならスピーカーやモニタは本体に含まれるのでケーブルの数は少なくなりますが、有線インターネットをすると結局ごちゃごちゃと配線が多くなりがち。

ポケットWiFiなら、基本的に無線を使うのでケーブルはまったく必要ありません。

唯一例外なのは、クレードルを使う場合、充電用のACアダプタからのケーブルがあるくらいです。

仕事用のオフィスならともかく、リラックスして過ごしたい自宅の空間を何本ものケーブルが這い回るのは避けたいですよね。無線のインターネットならケーブルレスですっきりした空間になります。

メリット2.部屋から移動しても使える

おしゃれなキッチン

ケーブルから開放されるということは、移動の範囲を縛られないということです。

たとえば、ノートパソコンを自宅で使っていて、料理をする時にクックパッドなどのサイトを見ながら作りたい時もありますよね。

そんな時でも、無線ならパソコンをキッチンに持っていってもインターネットを使うことができます。

トイレにいるほうが集中できる、という方ならパソコンを持ち込んでそこで作業することだってできます。

有線ならこうはいきません。常にケーブルを接続していないといけないので、室内間での移動範囲には限界があります。

もちろんブロードバンドルーターを使って無線LAN環境を作れば解決しますが、機器をふやす分、電源やLANケーブルなどの配線が多くなってしまいます。

とはいえデメリットも存在します

とはいえ、やはり無線ならではのウイークポイントもあります。使う上で気をつけたほうがいいことをまとめました。

デメリット1.屋内ゆえの電波の弱さ

これはどちらかというと、ポケットWiFiの中でもWiMAXにかかわる話です。

無線でインターネットをするためには電波が必要なのですが、WiMAXの電波は建物(壁)に弱いのです。

電波には周波数という波長の違いを表す数値があるのですが、WiMAXは2.5Ghzを超える高周波の電波を使っています。

すると、電波がまっすぐ進む力は強くなるのですが、柔軟性がないので障害物があると向こうに回り込んで電波を届けることが難しくなります。

周波数による電波特性のちがいは、高周波の電波が硬いワイヤー、低周波の電波が柔らかいロープ、と考えればわかりやすいかと思います。

 

つまり柔軟性のあるロープなら、障害物があっても曲げて回り込ませたり乗り越えさせて向こう側に届けることができますよね。硬いワイヤーはそんなことはできません。

WiMAXのライバルであるY!mobileは電波の特性がこのロープに近く、建物の中でも比較的電波を届けることができます。

もともとモバイル回線は屋外で使うために開発されたものなので、室内に弱いというのはある種宿命ともいえるのですが、電波を増幅させる周辺機器などもあるのである程度は回避できます。

デメリット2.通信速度は固定回線に劣る

ネットの速度が遅くてイライラする女性

タイトルに「劣る」と書きましたが、これは固定回線に比べての話で、別にネットをするのに支障があるといったものではないです。

ただ、通信速度が数十Mbps~数百Mbpsといった高速通信は、モバイル回線で安定して実現するのが難しい現状です(WiMAX2なら条件が良ければ数十Mbpsは出るのですが)。

ですので、どうしても速さにこだわりたいのであれば、有線にしたほうがいいです。

ただ、視聴するのに回線速度がもっとも必要と言われる動画サイトでも、数Mbpsの速度があれば問題なく見ることができます。

技術の進化はもちろん歓迎することですが、日常のネットライフを楽しむのにそこまでの高速回線が必要か?といえばそうでもなかったりします。

ただ、動画ファイルや大容量アプリケーションのダウンロードなどは、通信速度が大いに影響するのでせっかちな方はスピードが早いに越したことはないですね。

ポケットwifiが自宅で圏外、のリスクを防ぐホームルーター

Speed Wi-Fi HOME L01の写真

 

先ほども書いたようにポケットwifi(特にWiMAX)は、電波の特性上、コンクリートに囲まれた屋内は電波が弱かったり圏外になる可能性があります。

自宅で使おうと考えている方にとってはシャレにならない話ですよね。そんな「自宅で圏外」のリスクを減らしてくれるのが、ホームルーターです。

ホームルーターは据え置き型で、コンセントを繋いで自宅でポケットwifiを利用するタイプのものです。

通常の小さなルーターに比べて電波の感度がよく、屋内でも安定した通信ができるのが大きなメリットです。

私も実際に「Speed Wi-Fi HOME L01」を使っていますが、ポケット型のルーターでは圏外になる屋内で、万全ではないものの通信することができています。

コンセントが必要ですし大きくてかさばるので持ち運びには向かないですが、自宅使用がメインで、外ではスマホキャリアの通信で十分という方にはいい選択だと思います。

山陽新幹線でWiMAXは繋がらない?実際に乗りながら速度をガチ調査

山陽新幹線に乗りながらwimaxはどれくらい使えるのでしょうか?それを調べるために、実際に新幹線に乗り込み、たくさんの地点で速度調査を行いました。

使用しているWiMAXのプロバイダはBroadWiMAXです。

今回調査をしたのは新大阪~小倉の区間。

利用したのはのぞみやひかりよりもラグジュアリー感漂う九州新幹線「さくら」。

iPhone7と6Plusの2台を持ち込み、6Plusはグーグルマップを表示させ、7は速度調査アプリに使用しました。

速度調査用のiPhone6、iPhone6plus グーグルマップを使用した理由は、地図があると今何県の何市を走っているのかが一目瞭然なので、調査がすごくやりやすくなるんですね。

最高時速300kmで走る新幹線だけに、小さな市だとあっという間に通過してしまいますし。

調べた地点が多数になるのと、地域は違っても傾向的には共通することがあるので先に結論を書いておきました。

新幹線でのWiMAX通信は・・・

  • トンネルでは無理
  • 山間部でもほぼ無理

基本的に経路の大部分が人里離れた地域を走る山陽新幹線だけに、テスト結果は厳しいものが予想されるのですが、実際のところはどうだったのか以下にまとめました。

それでは九州に向かって出発します!

新大阪→新神戸→岡山

WiMAX速度計測結果その1 「いい日旅立ち・西へ」の旅情溢れるメロディが流れるなか新大阪を発車。

あっという間に速度を乗せていきます。

当然ながら大阪府内~兵庫(東淀川区、伊丹市、尼崎市など)の市街地は通信速度もかなり出て、安定した通信ができます。

ただし、武庫川を越えたら間も無くトンネルに入り、そこから新神戸まではほぼ通信不能になってしまいます。

山陽新幹線はルートが山側になるので、大阪を過ぎると神戸という大都市圏が近い割に電波はよくありません。

六甲山、摩耶山をトンネルで貫く芦屋市、西宮市あたりはほぼ計測不能。

第二神明道路と交差し、海側へおりて行く明石市あたりまでこの傾向は続きます。

WiMAX速度計測結果その2 明石市、加古川市、高砂市あたりは山が少ないのもあり電波はかなりいいですがそれも姫路まで。

姫路をすぎるあたりから怪しい状態になり、トンネルも多くなってくるのでほぼ通信ができない状態に。

そこから岡山まではあまり状況変わらず。

WiMAX圏外状態・・・ 備前市や赤穂市のへんもトンネルだらけでほぼだめ、速度計測中にトンネルに入って計測不能を繰り返します。

もし仕事中でメールのやり取りなどをするなら、姫路を過ぎるまでには済ませておくことが大切です。

WiMAX速度計測結果その3 山を抜けるとまもなく、岡山駅に到着。

このあたりは市街地ということもあり、いっきに通信状況がよくなります。

岡山→福山→広島

山陽新幹線岡山駅 岡山駅を出るとすぐに景色はのどかになり、やはり電波が弱くなりがちに。

やがてまた市街地になり倉敷市に入りますが、倉敷は都会の景色の割には電波状況は今ひとつ。

計測したタイミングがたまたま悪かったのかもしれませんが。

WiMAX速度計測結果その4 ところが、広島県福山市に入ると、また通信状況が見違えるように改善されます。

福山市の景色その1 大きめの市では何回か速度を測ったのですが、どの地点でも安定して数十Mbpsをキープ。

これだけ安定していたらネット閲覧や動画も問題なく再生できました。

福山市の景色その2 まったくの余談ですが、福山通運って福山市に本社があるんですね。

もともと福山市にあった運送会社の設備を譲り受けて創業したのが始まりだそうです。

WiMAX速度計測結果その5 やはり都市部で強いWiMAXの特性が色濃く現れている結果ですね。

やはりそびえ立つ山々がWiMAX最大の敵となるようです。

広島→新山口→小倉

広島市の景色その2 さすが広島大都会、下りで40Mbpsキープときわめて安定した電波状況。

都市部を離れて郊外になってもしばらくは好調をキープ、 WiMAX速度計測結果その6 ただやはり、新山口に向かって山間部にさしかかるとやはり通信が不安定になってきます。

そこから先は計測アプリを起動しても計測が始まらない状態に。

山口県の景色その1 WiMAX速度計測結果その7 はっきり言うと、広島を出たら本州を抜けるまでWiMAXでまともな通信はできないと思ったほうがいいです。

さすがに山口市に入り、新山口駅まわりは都市部らしい通信状況になりますが、それも短い間です。

山口県の景色その2 WiMAX速度計測結果その8 山口市を抜けるとまた不通状態に。

海底トンネルの新関門トンネルも当然通信はまったくできません。

関門トンネルを抜けるとすぐに小倉に到着しますが、電波はやや改善していました。

この記事のまとめ

その経路からある程度は予想できたものの、やっぱり山間部を中心に多くの地域で通信不可能、もしくは極めて不安定な状態になりました。 トンネルに入ると確実に通信できなくなるので、トンネルを抜けるとまたトンネル・・・と続く山間の部分では実用に耐えうるものではありません。 駅のある都市部では一気に電波が復活するものの、ほとんどの場合5分~10分も経てば郊外から山間部になるので、長時間の安定した通信は厳しい状況です。 超高速で移動する新幹線と、地形の状況で電波状況が変化しやすいWiMAXは相性が悪い、というのが結論ですね。

【検証】W05をレビューしつつ同じWiMAXのWX05と速度比較

縁あってWiFiルーターの「Speed Wi-Fi NEXT W05」を借りる機会があったので、前から試したかったことができてかなり満足しています。

それは「同回線、同世代ルーターの別機種で速度に差は出るのか」ということ。

実はwifiルーターは機種ごとに最大通信速度が異なるんですよね。

今回比較する機種も、W05は最大758Mbps(下り)で、WX05は最大440Mbps(下り)とけっこうな違いが(とはいえ、実際にはそんなスピードはでませんけど・・・)。

この記事では、W05のレビューをしつつ、WX05と同じ場所で速度を3回ずつ測り平均値を出して比較しました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

W05のレビュー&よく使う項目まとめ

W05の外箱

まず、W05がどんな端末なのかレビューしていきます。

HUAWEI製。

HUAWEIはご存知の方も多いと思いますがいろいろ悪い噂があり、ドコモやauなど大手キャリアからファーウェイ製品は発売されなくなりそうですね。

wifiルーターも例に漏れず、いずれはSIMフリー版しか手に入らなくなる可能性も。

使うなら自己責任で、という感じになるかもしれません。

W05の本体、通信ケーブル、説明書

中身はW05の本体、充電や通信に使うケーブル、説明書などが入っていました。

W05の本体

液晶ディスプレイがある前面と側面で別色、別部品になる凝った造り。

質感も好印象。

カラーはブラック×ライム。

もう一種類はホワイト×シルバーになります。

W05の本体裏面

裏側は表面がマット処理に。

貼られているシールに接続時に必要なSSID、パスワード(ぼかしの部分)が印刷されています。

W05の本体側面(上部)

上部の側面側。

ここに電源ボタンとSIMを入れるスロットが。

W05の本体側面(下部)

続いて下部の側面側。

設定を工場出荷時の状態に戻すリセットボタン、本体の充電やパソコン等との接続時に使う端子(USB-C)があります。

ライバル機のWX05もUSB-C端子ですが、当然ながら最も普及しているMicro USBケーブルでは充電できないので注意してください。

C端子用のケーブルか、Micro USB端子に装着するC端子アダプタが必要です。

ただ、どちらも今や100均で売ってるので、外出時に忘れてもさほど困りません。

W05のクレードル

別売のクレードルです。

W05を横向きで充電できる専用品です。

色はさわやかなホワイト一色。

ACアダプタも白なのはいいですね。

コードが黒いと一気に安物感が出るので。

裏側には有線LANコネクタがあり、パソコン等と有線接続すればよりノイズの少ない好環境に。

WiMAX2+は使っている電波の周波数からノイズの影響(電子レンジや各種家電)を受けやすいので、少しでも無線部分が減るのは有効です。

W05のクレードルに本体を装着

さすが専用品、左右の長さもぴったりでスタイリッシュです。

ただ、有線接続でホームルーターっぽく使う方以外は、クレードルの必要性はそこまでないかも。

スマホのように動画を見たりするならありですが、wifiルーターの液晶をそんなに見る機会はないですし。

W05とWX05のサイズ比較

W05とWX05の大きさ比較

同じ05世代のライバル機種、NECプラットフォームズが販売するWX05と大きさを比較。

縦の長さはほぼ同じですが、W05のほうがかなり横に長いです。

手に持ってみても、W05は左右にはみ出ますし、少しオーバーにいえばスティック形状という印象。

W05とWX05の大きさ比較

厚みは0.7mm違うはず(W05のほうが薄い)ですが、あまり差を感じません。

両機のサイズ

W05
約W130×H55×D12.6mm
WX05
約W111×H62×D13.3mm

W05でよく使う項目の設定

W05の起動画面

基本的に電源を入れたらさほど操作することがないWiFiルーターですが、いくつか知っておいたほうがいい設定が以下の3つです。

通信モードを変える
SSIDやパスワードを参照する
ディスプレイの設定変更

では、やり方を説明していきますね。

通信モードを変える

W05のホーム画面

通信モードを通常のハイスピードエリアモードから、auの4G LTE網を使うハイスピードエリアプラスモードにする方法です。

この2つはいつでも切り替えることができますが、一度でもハイスピードプラスエリアモードにすると、その月は別料金で1,005円がかかります。

ただし2年プランのみ料金がかかり、3年プランにすると無料です。

WiMAX2+の電波が入らないところでも通信できるメリットはありますが、月7GBまでの通信制限があるのでガバガバ使えるわけではないです。

W05のホーム画面2ページ目

ホーム画面をスライドさせて2ページ目を表示します。

W05の通信モード設定

右上の「通信モード設定」をタップ。

W05の通信モード切替画面

通信モード切替画面になるので、○部分をタップすれば切替えができます。

ただし先述のとおり、2年プランの方はハイスピードプラスエリアにすると追加料金がかかるので注意してください。

SSIDやパスワードを参照する

W05のホーム画面

次は機器を接続する際に必要なSSIDやパスワードを参照する方法です。

まずホーム画面左上のアイコン「情報」をタップ。

W05のSSID情報ボタン

設定項目がずらっと並ぶので、「SSID情報」をタップ。

W05のSSIDとパスワード

端末のSSIDとパスワードが表示されます。

ただし、人目の多いところでこの画面はあまり出さないほうがいいと思います。

この情報を知られたら他人が容易にログインできますし、最悪の場合ハッキングされて個人情報や銀行口座、クレジットカード情報などを盗まれるリスクも。

ディスプレイの設定変更

W05のホーム画面

最後はディスプレイの設定変更(バックライト表示時間や輝度の調節)。

バッテリーの残量に合わせて変更すればより長持ちさせられるので重要です。

まずはホーム画面2ページ目の右下「設定」をタップ。

W05の設定メニュー

これもずらっとメニューが並びますので、下にスクロールして・・・

W05のディスプレイ設定ボタン

「ディスプレイ設定」をタップします。

W05のディスプレイ設定画面

バックライトの明るさや点灯時間を変更できます。

輝度は3段階、点灯時間は15秒、30秒、1分、2分から選ぶことができます。

W05とWX05の通信速度を測定してみた

W05とWX05とiPhone8

同じ回線(Broad WiMAX)でルータが違えば通信速度は変わるのか?を確かめるために、W05とWX05で実際に速度を測りました。

計測に使ったのは手持ちのiPhone8。

AppStoreで手に入る速度計測アプリ(Speedcheck)を使い、それぞれの通信速度を3回ずつ測定し平均値を計算。

場所は郊外のショッピングモールです。

W05の通信速度は?

W05とiPhone8

まずはW05から。

W05の1回目

W05の速度計測1回目

ダウンロードは30.38Mbps、アップロードは6.22Mbpsを記録。

W05の2回目

W05の速度計測2回目

ダウンロードは38.09Mbps、アップロードは3.68Mbpsを記録。

W05の3回目

W05の速度計測3回目

ダウンロードは31.60Mbps、アップロードは3.34Mbpsでした。

結果のまとめ

ダウンロード アップロード
計測1回目 30.38Mbps 6.22Mbps
計測2回目 38.09Mbps 3.68Mbps
計測3回目 31.60Mbps 3.34Mbps
平均速度 33.36Mbps 4.41Mbps

WX05の通信速度は?

WX05とiPhone8

続いてWX05で速度を計測。

WX05の1回目

WX05の速度計測1回目

ダウンロードは42.10Mbps、アップロードは3.73Mbpsを記録。

WX05の2回目

WX05の速度計測2回目

ダウンロードは37.08Mbps、アップロードは3.75Mbpsを記録。

WX05の3回目

WX05の速度計測3回目

ダウンロードは33.26Mbps、アップロードは4.09Mbpsでした。

結果のまとめ

ダウンロード アップロード
計測1回目 42.10Mbps 3.73Mbps
計測2回目 37.08Mbps 3.75Mbps
計測3回目 33.26Mbps 4.09Mbps
平均速度 37.48Mbps 3.86Mbps

※いずれも小数点第2位以下は四捨五入しています。

 

速度計測の結果

W05とWX05

ということで、W05とWX05の速度計測の結果は、平均値でダウンロードはWX05の勝ち、アップロードはW05の勝ちとなりました。

とはいえ、それぞれの対応速度(768Mbps、440Mbps)ほどの差は実測値ではないですし、両者ともほぼ同性能といってもいいと思います。

個人的にはコンパクトなWX05のほうが好みですが(W05はちょっと大きすぎるように思えます)。

【保存版】ポケットwifが本当に安いのは?1日あたりの料金で徹底比較!

結局、一番安いポケットWiFiはどこよ? 何だかんだ言って、やはり料金は気になりますよね。

そこでまず、ポケットWiFi各社の料金をできるだけシンプルに単純明快に比較できるよう、契約期間の総額を日数で割った「1日あたりの料金」を計算しました。

契約期間の総額÷日数(1095日)=1日あたり料金

とりあえず、各プロバイダの契約期間中の料金を一覧表を作ったんですが、細かすぎて読めないと思いますので、1日あたり料金をその下で表にしました。

ポケットwifiの料金比較表

1日あたり料金が安いプロバイダ

プロバイダ 1日あたり料金
Yahoo!WiFi 84円
NEXTmobile 91円
GMOとくとくBB 104円
So-net WiMAX 111円
JPWiMAX 114円
カシモWiMAX 115円
DTI WiMAX 119円
Broad WiMAX 120円
Y!mobile 125円
@nifty WiMAX 134円
BIGLOBE WiMAX 135円
UQ WiMAX 146円

※いずれも2020年4月現在の料金情報です。

※1日あたり料金は小数点以下を四捨五入した値です。

※NEXTmobileは2年契約のみなので、その期間で計算しています。

ということで最安はYahoo!WiFiですが

Yahoo!WiFi

3年間の使用料総額を日数で割った結果、1日あたり84円で最も安かったYahoo!wifi。

Yahoo!wifiは同じグループ企業になっているソフトバンクの4G回線ネットワークを使ったポケットwifiサービスになります。

つまり、ワイモバイルとほとんど同じです。

プラン自体は2つあり、上記の最安プランともう一つはオプション設定を変更することでデータが使い放題になるプランが用意されています。

簡単にいえば大手携帯会社と同じネット回線なので安定しており、日本の辺鄙なところへ行っても電波が途切れたりしにくいです。

あと、WiMAXが苦手なコンクリートに囲まれた建物内や電波の届きにくい地下でも安定しています。

絶対的な通信速度では負けますが、電波の特性上通信が粘り強いので、たとえば出張で全国を飛び回っている多い方、地下鉄によく乗る方、地方に住んでいる方などにはおすすめです。

Yahoo!プレミアム会員限定の価格、通信量が5GBといろいろ制限あり

だだし!Yahoo!wifiはいろいろと制限があります。

まず、一日あたり84円、月額2,480円という使用料にするには条件があります。

ひとつはYahoo!プレミアム会員でなくてはいけないところ。

Yahoo!プレミアム会員とは、ヤフーオークションを利用したり、ヤフーショッピングでポイント優遇されたり、基本的にYahoo!のサービスを受けるのに必須の会員登録です。

このYahoo!プレミアム会員は無料ではなく、ひと月に462円かかります。

ですので、Yahoo!wifiの月額は2,480円+462円の合計2,942円になります(まあこれでも安いほうですが)。

昔からYahoo!を利用している方はおそらくこのプレミアム会員の方が多いと思いますが、もし未加入の方は入会による恩恵と月額料の両方で判断してYahoo!wifiを考える必要があると思います。

月の通信量は5GBまで

さらに、Yahoo!wifiは月の通信量は5GBしかありません。

ひと月に5GBですので、だいたい1日あたり160MB~170MBの通信量で上限になってしまいます。

ポケットwifiのユースケースを考えると、この通信量はどうなのかと。

まず、どう考えてもメイン回線としては全然足りないでしょう。

 

たとえば今人気のスマホゲーム「PUBG MOBILE」や「荒野行動」なんて、ダウンロード容量は1.5GB以上あります。

ダウンロードだけでこれですし、プレイ中も通信状態になるので数日もがっつり遊べばあっという間に5GBに達してしまいます。

ちなみに5GBを超えると通信制限がかかり、速度が128kBpsまで落ちてしまいます。

これではまともに通信できません。

料金はできるだけ安く専用のネット回線を持ちたい方にはいいですが、この通信量クラスだと格安SIMのデータプランもライバルになります。

『Yahoo!wifiでなくてはいけない理由』が特にないというのが結論です。

 

十分な通信量で考えると最安はネクストモバイル(NEXT mobile)に

NEXTmobile

こちらも最安クラスとなるネクストモバイル。

これ、私も使ってますけどめっちゃいいですよ。

おそらく名前を知っている方はまだ少ないと思いますが、自分的にはベストバランスに最も近い要注目のポケットwifiです。

月の通信量は2,760円と安いのはもちろん、契約期間が今や3年と長いのが主流の中、2年と短いんです。

通信速度やネットワーク技術は当然日進月歩ですので、今から3年もしたら激変は必至。

そもそも、その頃には5Gも始まっているでしょうし、極端な話をするとポケットWiFiがなくなっているかもしれません(さすがにそれはないと思いますが)。

ひょっとしたら、さらに高性能で便利なネット回線サービス普及している可能性も。

あと、基本的にいつも携帯するモバイルルーターだけに、故障や紛失のリスクも。

私も物持ちが悪い方ですが、3年間なくさずこわさず使い続ける自信ありますか?ということですね。

いずれにしても、決められた契約期間が短ければフットワーク軽く乗り換えもしやすいので、ネクストモバイルの2年契約は有利です。

 

月の通信量も20GB、30GB、50GBと選べる

ネクストモバイルの強みは、基本的に大容量なことです。

その量はYahoo!wifiを軽く置き去りにする20GB、30GB、50GB。

50GBってすごくないですか? 私は外でパソコンを開いて仕事することが多いので、ほぼ毎日ポケットwifiを使ってるんですが、一日仕事でヘビーに使っても1GBを超えることはまずありません。

つまり月30GBもあれば十分、50GBなんて持て余すくらい。

ちなみに月2,760円はさすがに20GBですが、30GBでも3,490円、50GBは4,880円。 しかも最初の1年間は30GBと同じ3,490円です。

はっきりいって超太っ腹。

通信量あたりの料金で考えれば、Yahoo!wifiとネクストモバイルは絶対に超えられない壁があるといえます。

念のため比較すると以下の感じです。

通信量1GBあたりの料金

プロバイダ 1GBあたりの料金
ネクストモバイル 138円(20GBプラン) 92円(30GBプラン) 55.2円(50GBプラン)
Yahoo!wifi 496円

ネクストモバイルの最も容量の小さい20GBプランでも、Yahoo!wifiの料金より4倍以上も割安になる圧倒的な差。

しかも、この2社はどちらもソフトバンク回線ですので条件はイーブン。

Yahoo!が勝ってるのは知名度だけといいたくなります。

現状だとWiMAX以外ならネクストモバイル一択、といっていいと思います。

通信無制限で考えると最も安いGMOとくとくBB

GMOとくとくBB

次は月の通信量が無制限の条件で考えてみます。

この基準ですとプロバイダはWiMAX一択になります。

さらにプランはギガ放題プランに。

ひと月の通信量に上限がないのでネット使い放題になります。

最近は自宅の主回線をWiMAXにする方もふえており、コンセントに挿すだけですぐ使える据え置き型ホームルーターも人気です。

で、WiMAXの料金ではGMOとくとくBBが圧倒的に安いですね。

一日あたり104円と、ダイソーで何か一品買う料金でネットを使い倒せます。

同じく使い放題の固定回線なら月5,000円はしますし、家で問題なくつながるならWiMAXに乗り換える方が多いのもうなづけます。

ただしキャッシュバック前提、手続きも面倒ですぐ貰えない

GMOのWiMAXにも引っかかる部分はあります。

まずは先述した最安価格は、あくまでキャッシュバックの金額を反映させてのもの、であること。

GMOでWiMAXに加入するだけで、およそ4万円ほどの現金が自動的に返ってくるキャッシュバック制度(月によって金額は若干増減します)。

毎月大々的に広告を出してるので、回線系に興味ある方ならほとんどが知っているのでは?というくらい知名度は高いと思います。

現在(2020年4月)では、この返金制度はGMOが唯一といっていいくらい、希少なサービスになりました。

GMOの体力がなせる技なのか、本当のところはわかりませんが。

ただしこのキャッシュバックが元巨人の元木ばりにちょっと曲者。

実際にお金をもらえるのは契約して1年後になりますし、そのための手続きがややこしいのです。

詳しくは以下のリンク先の記事で解説しています。

WiMAXはぶっちゃけると回線はどこでも同じですし、値段で決めてもいいと思うんですが、GMOはミスを誘発するサービスが多い印象であまり好きではないです。

ネットリテラシーの高い方なら何の問題もないと思います。

キャッシュバックなしで安いのは現状So-net

So-net WiMAX

2020年4月のプランでいうと、キャッシュバックなしならSo-netが一番安いです。

Broad WiMAXやカシモWiMAXは最初の数カ月はSo-netより安いですが、その後の料金が上がるのでトータルだと結局高くなります。

So-netは3年間ずっと3,620円なのもわかりやすくて好印象。

もちろん最新のルーターも無料で選択できます(クレードルは別料金ですが)。

いうまでもなく知名度や実績もあり、使うかどうかは自由ですがカスペルスキーのセキュリティや使用サポートなどが1年間無料だったり、付帯サービスも充実しています。

GMOのキャッシュバック手続きに自信がなかったり、月ごとに料金がコロコロ変わるのが嫌、という方ならSo-netのWiMAXプランがおすすめです。

ドコモなど大手のポケットwifiは割高で選ぶ理由なし

ポケットwifiってクレジットカード必須?なかったら買うのは無理?

現金主義の方がまだまだ多い日本とはいえ、最近はクレジットカードや電子マネーで日常の支払いをすませる方がかなりふえてきました。

クレカのほうがポイントがついて特典がもらえますし、小銭をジャラジャラ持つ必要もないので財布がすっきりしますし、何かとメリットが多いですよね。

しかもオンライン系のサービスによっては、クレジットカードじゃないと受け付けてくれないようなものも。

ネットといえばポケットWiFiもまさにそうなんですが、果たして契約時にクレジットカードは絶必なのでしょうか? ないと困るレベルなのかあると得をするのか契約に有利なクレカがあるのかなど、ポケットWiFiとクレジットカードの関係について記事にしました。

ほとんどのポケットWiFiでクレカは必須・・・でもないです

数あるWiFiサービス業者で申し込みにクレジットカードがいるのかどうかは、一覧にするのが最もわかりやすいと思うので以下にまとめました。

業者名 必要かどうか
BroadWiMAX なくてもOK
GMOとくとくBB クレカ必要
@nifty なくてもOK
BIGLOBE 基本的に必要(※1)
So-net 基本的に必要(※2)
UQ なくてもOK
Y!mobile なくてもOK
カシモWiMAX クレカ必要
Yahoo!Wi-Fi なくてもOK
NEXTmobile なくてもOK
DTI WiMAX クレカ必要
3WiMAX クレカ必要

(※1)プランによっては口座振替も可能です。

(※2)契約後に会員ページから口座振替に変更できます。

上記で「なくてもOK」の所は、銀行や郵便局での口座振替を選ぶことができます。

ですので、これらの預金口座を持っているなら、問題なくポケットwifiは申し込めるので安心してください。

というか、クレジットカード必須なのはGMOとくとくBB(光回線などWiFi以外のサービスではクレカ決済可能)くらいです。

キャッシュバックの件でもそうですが、ほんとひとクセあるプロバイダです。

逆にいえば、クレジットカードさえあればすべての業者を選べるので、やはり持っていて損はないものといえます。

カードの種類については、あまりマイナーなカードですと対応していないところもあるので、VISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、Diners Clubのどれかを持っていれば問題ありません。

最初からリボ払いのクレジットカードに注意

驚く女性

特に歴史の浅いクレジットカードに多いのですが、最初から「リボ払い」が設定されているクレジットカードには注意が必要です。

ポケットWiFiは特別なオプションなどを変えない限り、毎月の料金が一定になりやすいので意外と気づかずにソンをしているケースがあります。

リボ払いの基本をおさらいすると、クレジットカードの支払い方法で、限度額の範囲内で毎月いくら使っても、支払う料金は一定になるというものです。

つまり限度額50万円のクレカでリボ設定額を月5,000円にすれば、ある月は10万使って、次の月は2万使っても、対象月の支払いは5,000円と利息(カード会社によって違います)の合計額になります。

他の日常の買い物や光熱費などを支払うクレカとWiFiを同じにすれば、こういう間違いはおきにくいと思います。

注意するのはポケットWiFiを支払うためだけにクレジットカードに加入した場合です。

最初からリボで5,000円が設定されているカードだったりすると、それがリボのお金なのかWiFiの月額料金なのか間際らしいということです。

利用料を払っているつもりが利息のかかるリボだったら、払う度にソンをしていることになるので注意しましょう。

特に、以下に挙げたクレジットカードは「リボ専用カード」といい、基本的に支払いはリボのみで例外的に一回払いなどができるものです。

リボ払い専用のクレジットカード一覧

カード名 カード会社
R-styleカード ジャックス
アプティカード オリコ
エブリプラス 三井住友カード
Gold UPty オリコ
JCB EIT JCB
Jizile 三菱UFJニコス
テイルズウィーバーVISAカード 三井住友カード
薄桜鬼VISAカード 三井住友カード
P-one FLEXY ポケットカード
ファミマTカード ポケットカード
FreeBO UCカード
マビノギVISAカード 三井住友カード
メイプルストーリーVISAカード 三井住友カード

ポケットWiFiを申し込む時に新たにクレジットカードを作る場合は、リボのカードではなく通常の支払い方ができるクレジットカードを選びましょう。

クレカならポイントの還元分だけ得になる

ショッピングを楽しむ女性

「貯まったポイントで得をする」 これが、支払いにクレジットカードを使う大きなメリットだと思います。

現金とは違い、クレカで支払ったお金の何%かはポイントとして貯まり、さまざまな商品やサービスと交換することができます。

クレジットカードのポイントは還元率といい、使った金額のどれくらいがポイントになるかがカード(カード会社)によって異なります。

たとえば還元率が1%のクレジットカードだと、10万円の買い物をすると1,000円分のポイントを獲得できます。

この還元率が高ければ高いほど、もらえるポイントが多くなります。

還元率が高い順にトップ10をまとめてみました。

クレジットカード還元率トップ10

カード名 最高還元率 最低還元率 平均値
リクルートカード 4.2% 1.20% 2.7%
dカード/dポイントカード 1.00% 6.00% 3.5%
楽天カード 1.00% 6.00% 3.5%
Yahoo!JAPANカード 1.0% 3.00% 2.00%
P-one Wiz 1.3%(6ヶ月間は2.0%) 1.5% 1.4%
Extreme Card 1.50% 1.50% 1.50%
REX CARD 1.5% 1.5% 1.5%
Orico Card THE POINT 1.0%(6ヶ月間は2.0%) 1.50% 1.25%
REX CARD Lite 1.25% 1.25% 1.25%
イオンカードセレクト 0.5% 1.20% 0.85%

ポケットWiFiの使用料もカード払いをする限りもちろん対象となるので、長く使っていくほど少しずつですが恩恵をうけることができますね。

別にレジでカードを差し出す時に貯まるポイントが見えるわけではないので、人によってはイメージしにくいと感じる方がいるかもですが、日常のものや特別な買い物などをすべてカードにすることで、いつの間にかけっこうな額がポイントでたまっているのでおすすめですよ。

フリーWiFiの基本!接続方法や速度、セキュリティは大丈夫?

WiMAXやY!mobileなどのモバイルWiFiルーターがなくても、外でインターネットをしたい! そんな時に役立つのがフリーWi-Fi(公衆無線LANサービス)です。

フリーWiFiとは文字通り、誰でも自由にWiFi通信でインターネットを楽しめるサービスです。

このフリーWiFi、実はかなり多くの場所で利用できます。

大手のショッピングモールやテーマパーク、公共施設、レストラン、各交通機関の駅など、まさに日本の至る所にフリーWiFiのスポットは広がっています。

その多くが完全無料(もしくは条件を満たせば無料)で利用できます。

え、そんなにどこでもタダでインターネットできるなら、わざわざ月額料金のかかるモバイルWiFiなんていらないのでは・・・? と思ってしまう方もいるかもしれません。

事実、これらフリーWiFiは通信量がまったくかからないので、WiMAXなどを持っている方も通信量を節約するためにフリーWiFiを活用している方はたくさんいます。

ただし、フリーWiFiもいいことばかりではありません。

その辺りは後述していきますので、まずは日本にある主要なフリーWiFiサービスを以下にまとめてみました。

接続可能なフリーWiFi(公衆無線LAN)

通信会社系
サービス名(クリックで詳細) 料金
ソフトバンクWi-Fiスポット 無料(※1)/月額467円
au Wi-Fi SPOT 無料(※1)/月額300円
docomo Wi-Fi 無料(※1)/月額300円
BBモバイルポイント 無料
フレッツ・スポット(※2) 月額200円
UQ Wi-Fi 無料(UQのサービス利用者のみ)
BIGLOBE Wi-Fi 月額250円

(※1)基本的に該当サービスの契約者は無料ですが、一部のプランで有料になる場合もありますので、詳しくは各事業者の公式ページでご確認ください。

(※2)2017年9月31日で新規の受付を終了しています。

レストラン・コンビニ系
サービス名(クリックで詳細) 料金
セブンスポット 無料
ローソンWi-Fiサービス 無料
ファミマWiFi 無料
スターバックスWiFi 無料
タリーズWiFi 無料
上島珈琲店オリジナルWiFi 無料

上記のカフェなどは自社でのWiFiの他に、ソフトバンクWiFiスポットやau Wi-Fi SPOTが使えるケースも多く、フリーWiFiの利用はさまざまな選択肢があります。

フリーWiFiの接続方法は業者ごとに異なる?

カフェでスマホを操作している女性

フリーWiFiは自由に使えるといっても、提供している施設に行ってスマホを取り出せばすぐに使える・・・ワケではありません。

利用するためには、ほとんどの場合フリーWiFiを提供している事業者に登録をする必要があります(中にはスターバックスのWiFiのようにメアド登録すら必要ないものもありますが)。

登録方法は事業者ごとに異なる
登録の手順は事業者によって異なります。 メールアドレスを入力フォームで登録するだけで完了する簡単な業者もあれば、プロファイルと呼ばれるデータファイルをダウンロードして端末へのインストールが必要な業者もあります。

いずれにしても、流れ的にはスマホの設定画面からWiFiの選択画面へ行き、利用したいフリーWiFiのSSIDを選んでから何かしらの登録をして利用開始、という感じですね。

簡単に接続できることの裏返し?フリーWiFiのデメリット

スマホのセキュリティのイメージ

便利なフリーWiFiにもいくつかのデメリットがあります。

大きく3つの気になるポイントがあるのでまとめました。

セキュリティに不安面

フリーWiFiを使う上で最も注意したいのがセキュリティです。

クリック詐欺やフィッシングサイトによる被害のニュースは後を絶たないですよね。

つい先日もランサムウェアと呼ばれる不正なプログラムによる大規模なハッキング被害がありました。

フリーWiFiは何らかの登録さえ完了すれば誰でも利用できるサービスのため、こうした不正プログラムやハッカーにとってはまさにザル状態です。

接続したら必ず被害に合うわけではありませんが、確率の問題でもあるので運が悪いと思わぬ被害を被る可能性もあります。

そこで覚えておきたいことですが、まずフリーWiFi上では「お金をやりとりする行為」をしないようにすることです。

クレカやネットバンク
たとえばクレジットカード情報を入力してショッピングをしたり、ネットバンキングへログインして振込や送金を行ったり、といったことですね。

もし情報を抜き取られたら、カードの不正利用や口座からの不正出金をされる可能性もあります。

また、SNSなどID・パスワードの入力が必要なサービスへのログインもしないほうが賢明です。

フリーWiFiを使う時はこうしたリスクのある行為を避けるようにしましょう。

2017年12月16日追記

セキュリティ面に不安のあるフリーWiFiですが、とうとう総務省が公衆無線LANを提供する業者への規制を強化する方針を固めました。

ネット接続の際に暗号化されていないアクセスポイントを原則として提供しないよう、事業者に呼びかけるとのことです。

フリーWiFiは海外のほうが普及しており、外国人旅行者が多くなる中、安全にフリーWiFiを利用できる環境を整えたいことが目的ですね。

決して使い放題ではない

フリーWiFiはフリーとはいっても、24時間ずっと使い放題なわけではありません。

無料で利用できるフリーWiFiサービスの場合(上記の表でレストラン、コンビニ系のもの)、ほとんどの所は連続で接続できる時間に制限が設けられています。

各サービスの連続利用時間がどれくらいなのか以下にまとめました。

フリーWiFiの利用時間制限
サービス名1 利用時間制限
セブンスポット 1回60分(1日3回まで)
ローソンWi-Fiサービス 1回60分(1日5回まで)
ファミマWiFi 1回20分(1日3回まで)
スターバックスWiFi 1回のログインで60分まで
タリーズWiFi 制限なし
上島珈琲店オリジナルWiFi 制限なし

タリーズと上島珈琲は今のところ制限がないので太っ腹ですね。

混雑等で速度が出ない場合も

公衆無線LANは限られた帯域を利用者でわけあう通信のため、使う人が多ければ多いほど混雑して速度は遅くなります。

片側一車線しかない道路に大勢の車が流れ込んできたら大渋滞になりますが、それと同じことですね。

フリーWiFiが始まった当初と違い、現在は認知度も広まって多くの方が使うようになったので、場所と時間帯によってはまったく使い物にならない、という可能性も。

同じWiFiスポットにいる利用者の誰かがもし、通信を大量に行う動画の閲覧をやっていたら大きな影響を受けますし、無料で使える分ある程度速度面の妥協は仕方がないといえます。

あくまでフリーWiFiは非常用というか、あてにしすぎるのは危険ですね。

まとめ
完全に無料でインターネットを使える便利なフリーWiFi(公衆無線LAN)。 多くのところがメールアドレスの登録のみ(登録すら必要ないサービスも)で利用できますが、セキュリティ面の不安や利用制限があるなどのデメリットも。 あくまでちょっとした利用目的で使うなら十分に役に立つサービスです。

ネクストモバイルは遅い?場所別にWiMAXと通信速度を比較

私のメインポケットwifiの座をWiMAXから奪おうとしているネクストモバイル。

外出時は一応両方のルーターをリュックに忍ばせていますが、専らネクストモバイルの方を使っています。

あの安定感は一度体験すると止められません。

それくらい気に入ってるんですが、やはりWiMAXに比べると知名度が低いせいか、不安に思っている方も多いようです。

その証拠に、グーグルの検索窓に「ネクストモバイル」と打ち込むと、以下のようなキーワード候補が出てくるんですよね。

ネクストモバイルと打ち込んだところ ここに出てくる言葉は「Googleサジェスト」といい、実際に検索している方が多い単語なので、ネクストモバイルは遅いのでは?と疑念を持つ方がたくさんいることになります。

なら、本当に遅いかどうか確かめなければ! ということで、ネクストモバイルと比較用のWiMAXの両方を持って、街なかや地下、郊外などいろいろな場所で速度比較をしてきました。

もちろんあらゆる場所をカバーはできないのであくまで参考値ですが、ネクストモバイルの性能についておよその所はお伝えできると思います。

ネクストモバイルが遅いかどうか実際に計測

似たような場所で計測してもあまり意味はないので、場所の特徴がはっきりしている以下の箇所に絞り、通信速度を測ってきました。

①地下街
・ホワイティうめだ ・泉の広場 ・大阪駅前第四ビル
②都会(大阪市)の屋内
・JR大阪駅中央改札前 ・グランフロント大阪 ・ヨドバシカメラ梅田
③都会(大阪市)の屋外
・うめきた広場 ・HEP FIVE前 ・梅田ロフト前

では順番に比較していきます!

①地下街

ホワイティうめだ

ホワイティうめだ

まずは大阪最大の地下街「ホワイティうめだ」にやってきました。

その構造の複雑さからダンジョンなどと呼ばれ、今は吉本芸人のゆりやんレトリィバァさんをイメージキャラクターに、迷える場所を自虐的にPRしています。

中でも人の通りが最も多い、スクランブル交差点上になっている地点で計測してみました。

その結果は・・・

ネクストモバイルの通信速度

ホワイティうめだのネクストモバイルの通信速度

まずはネクストモバイルから。

ダウンロード速度は11.35Mbps、アップロード速度は2.42Mbpsをマークしました。

WiMAXの通信速度

ホワイティうめだのWiMAXの通信速度

続いてWiMAXで計測。

ダウンロード速度は4.28Mbps、アップロード速度は1.19Mbpsでした。

ということで、ネクストモバイル VS WiMAXの初戦は、ダウンロード・アップロードともにネクストモバイルの勝利。

地下に弱いとされるWiMAXには不利な条件なのかもしれません。

ネクストモバイル vs WiMAXの勝敗

ダウンロード アップロード
ネクストモバイルの勝ち ネクストモバイルの勝ち

泉の広場

泉の広場

次の舞台は泉の広場。

初戦の地点からやや東へ通路を歩いた先にあり、何十年も前から定番の待ち合わせ場所として有名なスポットです。

オカルト的な話では心霊スポットとしても有名で、真っ赤なワンピースを着た女性が現れるという都市伝説的な話も。

梅田の中心部からはやや距離があることが、果たして電波状況にどう響くのか。

広場の真ん中で双方の通信速度を計測しました。

ネクストモバイルの通信速度

泉の広場のネクストモバイルの通信速度

なんとホワイティの中心地点より2倍以上速い27.10Mbpsを記録。

アップロードも3.03Mbpsとこちらも向上。

これは意外な結果でした。

WiMAXの通信速度

泉の広場のWiMAXの通信速度

対してWiMAXですが、こちらもダウンロード21.37Mbps、アップロード2.45Mbpsとなかなかのスピードを記録。

ですがネクストモバイルにはやや及ばず。

決して良い数値を出すために何回も測ったりしていませんが、今のところネクストモバイルの完勝という結果に。

 

ネクストモバイル vs WiMAXの勝敗

ダウンロード アップロード
ネクストモバイルの勝ち ネクストモバイルの勝ち

大阪駅前第四ビル

大阪駅前第四ビル

続いては南下して北新地方面に向かい、途中にある大阪駅前第四ビルへ。

いわゆる「駅前ビル」は第一から第四までありますが、安く呑める居酒屋が多くとても人気です。

やや寂れた建物内は昭和の雰囲気が漂い、私も好きな場所です。

ちょうどディアモール大阪から第四ビルへの入口になる地点で計測。

ここはホワイティよりやや下った場所になり、ポケットwifiにとってはより厳しい条件になるはずですが、どのくらい数値に影響があるのか気になるところ。

ネクストモバイルの通信速度

大阪駅前第四ビルのネクストモバイルの通信速度

ダウンロード14.08Mbps、アップロード2.81Mbpsとまずまずの速度。

思ったほど下層による影響を感じさせない結果に。

WiMAXの通信速度

大阪駅前第四ビルのWiMAXの通信速度

WiMAXはダウンロード16.06Mbps、アップロード3.32Mbpsと、はじめてネクストモバイルを凌駕しました。

それほど大きな差ではないですが、より地下深い場所でWiMAXのパフォーマンスがいいのは、今までのイメージからするとちょっと意外です。

ということで第3ステージではWiMAXの勝利に。

とはいえ、それまでの2箇所ではネクストモバイルのほうが優位でした。

ネクストモバイル vs WiMAXの勝敗

ダウンロード アップロード
WiMAXの勝ち WiMAXの勝ち

②都会(大阪市)の屋内

ヨドバシカメラ梅田

ヨドバシカメラ梅田

続いての戦いの場は、ビルなどの施設内です。

まずは、梅田を代表するショッピングスポットになったヨドバシカメラ梅田。

新しくできた連絡橋「淀橋」から直接入れる2階のカメラフロアで計測しました。

こういう店舗内は通信機器が多いので、ノイズや混信による悪影響が考えられますが、速度にどんな影響があるのかは気になる部分です。

しかし平日の昼とは思えない人の多さですね。

ネクストモバイルの通信速度

ヨドバシカメラ梅田のネクストモバイルの通信速度

ダウンロード速度は2.03Mbpsと大幅にダウン。

逆にアップロードは7.32Mbpsとこれまでの最速に。

とはいえ使用状況を考えると大事なのはダウンロードの方なので、これはちょっと残念な結果。

やはり先述したノイズ等の影響が大きいのでしょうか。

WiMAXの通信速度

ヨドバシカメラ梅田のWiMAXの通信速度

だんだんWiMAXが本領発揮してきたかも。

ダウンロードは10Mbps超えの11.74Mbps、アップロードはちょっと遅いですが0.52Mbpsをマーク。

ヨドバシカメラの店内では、重要なダウンロード速度でWiMAXの圧倒的勝利となりました。

どうしたネクストモバイル。

ネクストモバイル vs WiMAXの勝敗

ダウンロード アップロード
WiMAXの勝ち ネクストモバイルの勝ち

グランフロント大阪

グランフロント大阪

次の場所は新しい梅田のランドマーク、グランフロント大阪。

合わせて4棟あるビル群は主要ブランドショップやレストラン、カーディーラー、コワーキングスペースなど数多くのテナントが入り、多くの人で賑わっています。

このグランフロントやJR大阪駅のルクア、ルクアイーレなどができて梅田の景色は一変しました。

さらに2024年には広大な森をベースにしたうめきた2期がオープンするなど、イケイケドンドンな雰囲気です。

ネクストモバイルの通信速度

グランフロント大阪のネクストモバイルの通信速度

測ったのは2階部分にあたるエントランス的な場所ですが、ここではダウンロード10.14Mbps、アップロード1.51Mbpsとまずまずの結果に。

ヨドバシと近い位置にあるのに、こうも速度が違うのはやはり通信機器のノイズの影響なのか、と思ってしまいます。

WiMAXの通信速度

グランフロント大阪のWiMAXの通信速度

今度は逆に、WiMAXの速度がふるいません。

ダウンロードは2.56Mbps、アップロードは1.10Mbpsと使用に影響はないものの寂しい速度に。

ということで、グランフロント大阪は下り、上りともにネクストモバイルの勝ち。

ネクストモバイル vs WiMAXの勝敗

ダウンロード アップロード
ネクストモバイルの勝ち ネクストモバイルの勝ち

JR大阪駅中央改札口

JR大阪駅中央改札口

続いては駅構内に行ってみました。

玄関口であるJR大阪駅の中央改札口です。

位置的には地上になりますが、上階にプラットホームや線路が通るので完全に天井で塞がれている場所です。

最近ポケモンGOにハマってるんですが、ここはよくGPSエラーを起こします。

電波の種類は違うものの、通信環境としては決していい場所ではないと思います。

ネクストモバイルの通信速度

JR大阪駅中央改札口のネクストモバイルの通信速度

ネクストモバイルはダウンロード速度6.45Mbps、アップロード速度が2.48Mbpsに。

良くも悪くもない何とも微妙な結果に。

WiMAXの通信速度

JR大阪駅中央改札口のWiMAXの通信速度

WiMAXが振るわず。

ダウンロードは1.36Mbps、アップロードは0.18Mbpsとこれまでの最低に近い速度に。

いくらWiMAXが苦手な屋内とはいえ、大阪のど真ん中でこのパフォーマンスは不満が残ります。

というか、ここまで測ってきて結果に出ていますが、WiMAXは良い時と悪い時の差が大きく、ネクストモバイルのほうが速度が安定してるんですよね。

日常的に両方使っていて感じていたことが、いざこうやってきちんと速度を測ると数字に現れている、としか言いようがありません。

 

ネクストモバイル vs WiMAXの勝敗

ダウンロード アップロード
ネクストモバイルの勝ち ネクストモバイルの勝ち

③都会(大阪市)の屋外

うめきた広場

うめきた広場

つぎは最も好条件になる、屋外での計測です。

まずはグランフロント前にあるうめきた広場へ。

毎年冬になると特設のスケートリンクが恒例になっています。

最初はインパクトがありましたがもう慣れました。

ここはどちらも最高速度がでそうだな・・・と期待しつつ計測アプリを立ち上げました。

ところが・・・

ネクストモバイルの通信速度

うめきた広場のネクストモバイルの通信速度

あれ?ネクストモバイルですがダウンロードは6.79Mbpsとイマイチな速度に。

アップロードは3.27Mbpsと比較的悪くない結果に。

WiMAXの通信速度

うめきた広場のWiMAXの通信速度

対してWiMAXは期待通りの結果に。

ダウンロードは25.21Mbpsとネクストモバイルの最速に迫る値に。

アップロードも2.2Mbpsを記録。

やはり屋外では水を得た魚なのか、WiMAXが本領発揮の速さとなりました。

対してネクストモバイルですが、アップロードでは優位だったものの肝心のダウンロード速度が伸びず。

場所によっては地下や屋内より遅いという不思議な結果に。

ネクストモバイル vs WiMAXの勝敗

ダウンロード アップロード
WiMAXの勝ち ネクストモバイルの勝ち

HEP FIVE前

HEP FIVE前

次は茶屋町方面へ。

赤い観覧車が目印のHEP FIVEにやってきました。

ビルに観覧車があったり、入ってすぐに米米CLUBの石井竜也が手がけた巨大クジラのオブジェがあったり、今見ても訳わからん建物ですよね。

オープン時に観覧車、めちゃくちゃ並んだ記憶があります(年代がバレる笑) 計測ですが、入口前のスペースで行いました。

ネクストモバイルの通信速度

HEP FIVE前のネクストモバイルの通信速度

思わぬ結果だったうめきた広場に比べればマシな速度に。

ダウンロードが9.67Mbps、アップロードが1.64Mbpsをマーク。

といっても、屋外なのに思ったほど速度が出ません。

WiMAXの通信速度

HEP FIVE前のWiMAXの通信速度

うめきた広場ではかなり速かったWiMAXも、ここではダウンロード8.14Mbps、アップロード2.25Mbpsとネクストモバイルに近い通信速度に。

下りはネクストモバイル、上りはWiMAXと仲良しな結果になりました。

ところで、ここまで見たら特にWiMAXの広告でよく見る「最速ウン百Mbps対応~」がいかに現実とかけ離れているかがわかると思います。

さすがにそれは言いすぎだろう・・・と。

ネクストモバイル vs WiMAXの勝敗

ダウンロード アップロード
ネクストモバイルの勝ち WiMAXの勝ち

梅田ロフト前

梅田ロフト前

すっかり様変わりした茶屋町を歩き、着いたのは梅田ロフト。

周りに大きな建物ができてロフトがぽつんと小さく見えます。

昔は茶屋町の中心的存在だったのに、と隔世の感。

人の往来もやや少なく、落ち着いて計測の準備ができました。

距離的には梅田中心からはかなり離れていますが、どういう影響があるのでしょうか。

ネクストモバイルの通信速度

梅田ロフト前のネクストモバイルの通信速度

ネクストモバイルですが久しぶりの二ケタ回復。

ダウンロード速度が11.91Mbps、アップロード速度が2.73Mbpsとなかなかの数値をマーク。

WiMAXの通信速度

梅田ロフト前のWiMAXの通信速度

WiMAXも好結果。

ダウンロードが16.85Mbps、アップロードはちょっと遅い0.22Mbpsというスピードに。

ネクストモバイル vs WiMAXの勝敗

ダウンロード アップロード
WiMAXの勝ち ネクストモバイルの勝ち

今までの結果を計算すると

大阪の中心部を舞台に行った、ネクストモバイルとWiMAXの速度比較。

計9箇所での通信速度の勝敗をまとめると、以下の表のようになりました。

ネクストモバイル WiMAX
ダウンロード 5勝 4勝
アップロード 7勝 2勝

ダウンロード、アップロードともにネクストモバイルの勝ちという結果に。

もちろん、あくまで9箇所のみの結果ですし、速度の振れ幅はありますが、少なくともネクストモバイルがWiMAXより遅いということはないとです。

「ネクストモバイル 遅い」と検索して来られた方に「ネクストモバイルは決して遅くないですよ!」と声を大にして言いたいです。

しかも場所の違いによる速度差も比較的小さく、安定しています。

WiMAXがダメというわけではないですが、やはり通信のムラが大きい感じがあるんです。 日常的に使うなら、私は通信の安定さのほうを選びます。

WiMAXでもハイスピードエリアプラスモードにすれば、LTE網を使えるのでネクストモバイルと似た環境はできますが、月7GBの通信制限がネック。

その点ネクストモバイルは最大50GBまで使えるので(私は30GBプランですが)、ほぼ使い放題感覚で利用できるのがうれしいですね。

料金も割安ですし、かなりオススメのポケットWiFiです。

\ 屋内でも安定通信 /

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