旅行でタブレットが大活躍!Wi-Fiで情報収集&写真も送信

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一時の勢いはかなりなくなってきたと言われるタブレットですが、やっぱり有効な使い方をすればこれほど活きるものもありません。

タイトルですでに言っちゃってますが、旅行に持って行くといろいろな場面で活躍する場面が出てくるでしょう。

まさに、タブレットは「旅レット」になると思います。

そのために、兎にも角にも必要なのはモバイルネット環境。

WiMAXやPocketWiFiなどの回線を持っていると、タブレットの使い方はどんどん広がります。

また、持ち運ぶことを考えると写真のiPad Air2のような10インチクラスよりも、iPadminiやNEXUS7、Kindle Fire HDX 7、Xperia Z3 Tablet Compactのような7インチクラスのほうがいいかもしれないですね。

では、具体的に旅先でのタブレット活用術についてご紹介します。

旅行でのタブレット活用法①ナビにする

特に方向オンチの方はわかると思いますが、もっとも恐いのは「はじめて訪れた知らない場所」ではないでしょうか? たとえガイドブックに地図があっても、今自分がどこにいて、どの方向を向いているのか?がわからないんですよね。

北がこっちなんて書かれてても意味がありません。

とにかく方角なんかどうでもいいから、私がいきたい所への道筋だけを聞きたい、その通りだけに進みたい。

方向オンチの方ほど、迷子になることを極端に恐れます。

方角に強い人にとっては、知らない場所を探索することが結構楽しみだったりしますが、そんな余裕はありません。

こんな時に最適なのが音声で教えてくれるナビソフトです。

ひと昔前までは、観光地にいくと旅行マップを片手に歩く観光客というのがよくある光景でしたが、いまその役割はタブレットへと移行しつつあるのではないでしょうか。

決められた情報しかなく、内容の更新性もない紙の冊子とちがい、電子端末のタブレットならインターネットからデータをダウンロードすることで、常に最新の情報を手に入れることができます。

お持ちのタブレットがアップルのiPadシリーズかアンドロイドのタブレットかによって操作画面等の若干の違いがありますが、タブレットの大画面で見られる地図アプリ、道案内ナビアプリがたくさんあります。

これらのアプリがあれば、初めて訪れた観光地でも、道に迷わないのはもちろんのこと、現地の口コミ情報サイトなどで、地元の人しか知らないような隠れ家的お店も見つけることができます。

タブレットやスマホ用の地図・ナビソフトはたくさんありますが、人気のものをまとめてみました。

NAVITIME(ナビタイム)

NAVITIMEの地図画面 日本で2,700万人もの利用者がいる超定番ナビゲーションアプリ。

地図はもちろん、徒歩の音声ルート検索や電車の乗換案内、時刻表など役立つ機能がいろいろ。

ナビタイムの歴史は長く、なんとガラケー時代からサービスを提供し、度重なる機能の改善で使いやすく信頼性の高いアプリに仕上がっています。

目的地検索の意味ではもっとも気になる施設データも、独自の収集によりなんと600万件以上のスポット検索が可能。

地下街や駅構内のお店もわかります。

Google map(グーグルマップ)

Google mapの地図画面 こちらも多くの機種に最初から使えるようにインストールされている定番の地図アプリですね。

ついに音声ガイド付きGPSナビが無料で使えるようになり、ナビソフトとしても十分使えるものに。

さすがにカーナビアプリのような渋滞情報まではわかりませんが、徒歩や電車の移動の際なら問題ありません。

ストリートビューとの連動で、目的の場所のイメージが実写で確実に把握できるのもうれしいポイント。

使い慣れたインターフェースはやはり安心できるものであり、その意味ではグーグルマップの優位性は揺るぎそうにない感じですね。

いつもNAVI

いつもNAVIの地図画面 地図でお馴染みのゼンリンが発売している総合ナビソフト。

地図のデータをあらかじめ端末にインストールすることで、通信できない(オフライン)状態でも使うことが可能。

ルート検索設定のこまかさや親切なナビ音声、道を外れた時のリルート案内など、どれもカーナビソフトと何ら遜色ない機能を備えています。

たとえば現地でレンタカーを借りた場合、カーナビがついてなくてもこのいつもNAVIがあればドライブ中も、車からおりてもシーンを選ばず心強いパートナーになってくれるでしょう。

正直なところ、3,857円という価格はアプリと考えると高いですが、カーナビ専用機と同等の機能が手に入ると考えれば価格相応どころかありえないほど割安にも思えてきます。

(※)ただし、タブレット用ではマップ閲覧のみ可能で、ナビ機能はスマホ向けにしかリリースされていないようです。

カーナビ専用機は過去の遺物に?

上記のような高機能な地図ソフトが登場し、さらに日進月歩で更新されてより性能が高まるいま、これまで主流だったカーナビ専門機の人気に陰りが出てきているという話もあります。

デジタル機器分野に強い戸田 覚さんという著名なライターの方がいるのですが、日経トレンディのWebサイト「日経トレンディネット」でこうした状況をご本人の実感とともに鋭く切り込んでいる記事がありました。

情報元のサイト車載ナビを使うのはばかばかしい、タブレットのほうがはるかに便利|戸田 覚のデジモノ深掘りレポート

なんせ冒頭から「車載のカーナビゲーションはダメ過ぎて使う気がしない~」とド直球(^_^;) (どうでもいい話ですが、日経トレンディネットは目的のページに行く直前に強制的に広告を表示するあの画面、絶対にやめたほうがいいと思うのですが・・・目障りなことこの上ない) 確かに戸田氏の言うように、タブレットはGPSを装備していない機種もあるので、ナビとして本格的に使うなら機種選びを間違えないことが重要ですね。

以下に、おもなタブレットのGPSあり・なしをまとめました。

主要タブレットのGPS搭載状況

Apple iPadシリーズ セルラーモデル GPSあり Wi-Fiモデル GPSなし
Google NEXUSシリーズ GPSあり
ASUS MeMO Pad 7 GPSあり
Xperia Z Ultra GPSあり
Xperia Z3 Tablet Compact GPSあり
Lenovo YOGA Tablet 2 GPSあり
Surface Pro 3 GPSなし
ドスパラ Diginnos DG-D08IWB GPSあり
ASUS Pad TF103C GPSなし
Amazon Kindle Fireシリーズ GPSなし
■実は、GPS非搭載タブレットでもナビは使える? タブレット単体では使えないのですが、たとえばBluetoothで接続できるモバイルタイプのGPS機器(レシーバー)を接続すれば使えます。

もしくは、現在はほぼ全てのスマホがGPSを搭載しているので、専用のアプリを使うことで手持ちのスマホと連携し(GPSテザリング)GPSレシーバーとして使うこともできます。

テザリングによって掴んだ位置情報をタブレットに転送しているイメージですね。

しかし多くのタブレットがWi-FiのみのモデルでもGPS搭載なのに対し、iPadシリーズは非搭載なんですね。

手間や不具合の可能性を考えると、やはり理想的なのは単体でGPSを受信できるタブレットを利用することだと思います。

旅行でのタブレット活用法②写真を撮る・送信する

タブレットは最近はカメラも高画質のものが増えており、鑑賞に耐えうる写真を余裕で撮ることができます。

デジカメよりも圧倒的に大画面だから、ファインダーで細かいところまでチェックも楽々。

じつは写真を取るのにもとても向いているのがタブレットです。

いまはタブレット専用の三脚もたくさん発売されているので、旅行に持っていけばみんなで記念写真も簡単に撮影可能。

タブレット専用の三脚

撮影した画像はすぐに確認できますし、大画面だからみんなでチェックしてワイワイ楽しむこともできます。

そして真価を発揮するのが、ポケットWi-Fi環境との組み合わせです。

モバイルルーターとタブレットがあれば、いつでもどこでも、撮った写真をSNSにアップしたり、メールで送信することができます。

写真を撮る目的でタブレットを選ぶなら、サイズ的には10インチは大きすぎますし、7インチを切ると大きめのスマホとあまり変わらないので、8インチくらいのものがお勧めです。

あと、やはり画質や機能などはコンパクトデジカメには及ばないので、あくまで旅のお供としてのひとつの機能として考えておくくらいが丁度いいと思います。

必須なのがモバイルネット回線

現地での情報探しにしても、写真を送信するにしても、必要なのがインターネット回線。

SIMカードが入っていて、単体でインターネットにつながるタブレットなら問題ないですが、そうでない場合は何らかのモバイルネット回線が必要になります。

その場合最適なのがWiMAX(ワイマックス)。

スマホよりも小さいモバイルルーターひとつで、日本中のどこでもインターネットを楽しむことができます。

WiMAXの回線そのものは一種類なのですが、プロバイダと呼ばれる契約業者はたくさんあり、それぞれ料金やプラン内容が異なるのでよく比べて選ぶことが重要です。

以下に、おすすめのWiMAXプロバイダをまとめていますので、よろしければご覧ください。