現金主義の方がまだまだ多い日本とはいえ、最近はクレジットカードや電子マネーで日常の支払いをすませる方がかなりふえてきました。
クレカのほうがポイントがついて特典がもらえますし、小銭をジャラジャラ持つ必要もないので財布がすっきりしますし、何かとメリットが多いですよね。
しかもオンライン系のサービスによっては、クレジットカードじゃないと受け付けてくれないようなものも。
ネットといえばポケットWiFiもまさにそうなんですが、果たして契約時にクレジットカードは絶必なのでしょうか? ないと困るレベルなのか、あると得をするのか、契約に有利なクレカがあるのかなど、ポケットWiFiとクレジットカードの関係について記事にしました。
ほとんどのポケットWiFiでクレカは必須・・・でもないです
数あるWiFiサービス業者で申し込みにクレジットカードがいるのかどうかは、一覧にするのが最もわかりやすいと思うので以下にまとめました。
業者名 | 必要かどうか |
---|---|
BroadWiMAX | なくてもOK |
GMOとくとくBB | クレカ必要 |
@nifty | なくてもOK |
BIGLOBE | 基本的に必要(※1) |
So-net | 基本的に必要(※2) |
UQ | なくてもOK |
Y!mobile | なくてもOK |
カシモWiMAX | クレカ必要 |
Yahoo!Wi-Fi | なくてもOK |
NEXTmobile | なくてもOK |
DTI WiMAX | クレカ必要 |
3WiMAX | クレカ必要 |
(※1)プランによっては口座振替も可能です。
(※2)契約後に会員ページから口座振替に変更できます。
上記で「なくてもOK」の所は、銀行や郵便局での口座振替を選ぶことができます。
ですので、これらの預金口座を持っているなら、問題なくポケットwifiは申し込めるので安心してください。
というか、クレジットカード必須なのはGMOとくとくBB(光回線などWiFi以外のサービスではクレカ決済可能)くらいです。
キャッシュバックの件でもそうですが、ほんとひとクセあるプロバイダです。
逆にいえば、クレジットカードさえあればすべての業者を選べるので、やはり持っていて損はないものといえます。
カードの種類については、あまりマイナーなカードですと対応していないところもあるので、VISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、Diners Clubのどれかを持っていれば問題ありません。
最初からリボ払いのクレジットカードに注意
特に歴史の浅いクレジットカードに多いのですが、最初から「リボ払い」が設定されているクレジットカードには注意が必要です。
ポケットWiFiは特別なオプションなどを変えない限り、毎月の料金が一定になりやすいので意外と気づかずにソンをしているケースがあります。
リボ払いの基本をおさらいすると、クレジットカードの支払い方法で、限度額の範囲内で毎月いくら使っても、支払う料金は一定になるというものです。
つまり限度額50万円のクレカでリボ設定額を月5,000円にすれば、ある月は10万使って、次の月は2万使っても、対象月の支払いは5,000円と利息(カード会社によって違います)の合計額になります。
他の日常の買い物や光熱費などを支払うクレカとWiFiを同じにすれば、こういう間違いはおきにくいと思います。
注意するのはポケットWiFiを支払うためだけにクレジットカードに加入した場合です。
最初からリボで5,000円が設定されているカードだったりすると、それがリボのお金なのかWiFiの月額料金なのか間際らしいということです。
利用料を払っているつもりが利息のかかるリボだったら、払う度にソンをしていることになるので注意しましょう。
特に、以下に挙げたクレジットカードは「リボ専用カード」といい、基本的に支払いはリボのみで例外的に一回払いなどができるものです。
リボ払い専用のクレジットカード一覧
カード名 | カード会社 |
---|---|
R-styleカード | ジャックス |
アプティカード | オリコ |
エブリプラス | 三井住友カード |
Gold UPty | オリコ |
JCB EIT | JCB |
Jizile | 三菱UFJニコス |
テイルズウィーバーVISAカード | 三井住友カード |
薄桜鬼VISAカード | 三井住友カード |
P-one FLEXY | ポケットカード |
ファミマTカード | ポケットカード |
FreeBO | UCカード |
マビノギVISAカード | 三井住友カード |
メイプルストーリーVISAカード | 三井住友カード |
ポケットWiFiを申し込む時に新たにクレジットカードを作る場合は、リボのカードではなく通常の支払い方ができるクレジットカードを選びましょう。
クレカならポイントの還元分だけ得になる
「貯まったポイントで得をする」 これが、支払いにクレジットカードを使う大きなメリットだと思います。
現金とは違い、クレカで支払ったお金の何%かはポイントとして貯まり、さまざまな商品やサービスと交換することができます。
クレジットカードのポイントは還元率といい、使った金額のどれくらいがポイントになるかがカード(カード会社)によって異なります。
たとえば還元率が1%のクレジットカードだと、10万円の買い物をすると1,000円分のポイントを獲得できます。
この還元率が高ければ高いほど、もらえるポイントが多くなります。
還元率が高い順にトップ10をまとめてみました。
クレジットカード還元率トップ10
カード名 | 最高還元率 | 最低還元率 | 平均値 |
---|---|---|---|
リクルートカード | 4.2% | 1.20% | 2.7% |
dカード/dポイントカード | 1.00% | 6.00% | 3.5% |
楽天カード | 1.00% | 6.00% | 3.5% |
Yahoo!JAPANカード | 1.0% | 3.00% | 2.00% |
P-one Wiz | 1.3%(6ヶ月間は2.0%) | 1.5% | 1.4% |
Extreme Card | 1.50% | 1.50% | 1.50% |
REX CARD | 1.5% | 1.5% | 1.5% |
Orico Card THE POINT | 1.0%(6ヶ月間は2.0%) | 1.50% | 1.25% |
REX CARD Lite | 1.25% | 1.25% | 1.25% |
イオンカードセレクト | 0.5% | 1.20% | 0.85% |
ポケットWiFiの使用料もカード払いをする限りもちろん対象となるので、長く使っていくほど少しずつですが恩恵をうけることができますね。
別にレジでカードを差し出す時に貯まるポイントが見えるわけではないので、人によってはイメージしにくいと感じる方がいるかもですが、日常のものや特別な買い物などをすべてカードにすることで、いつの間にかけっこうな額がポイントでたまっているのでおすすめですよ。