早く解約するためにポケットWiFiを契約する方は少ないとは思いますが、いろいろな理由で途中で契約を辞めたいということもありますよね。
もちろんですが、解約そのものはどのプロバイダのポケットWiFiでも自由です。
ただし、問題になるのが違約金。
ドコモやau、ソフトバンクなどのケータイや最近ブームの格安SIMでも、途中解約での違約金、いわゆる「2年縛り」がありますが、ポケットWiFiでも残念ながら縛りが存在します。
ただ、WiMAXとY!mobileでの違いや、プロバイダのキャンペーンの種類によっても違約金が変わったりするので、以下に分類してまとめてみました。
金額が重要なのはもちろんですが、唯一違約金が無料になる『更新月』がいつなのか?を知っておくことがとても大切です。
WiMAX2+の違約金は主に2パターン
まずWiMAXの違約金ですが、ややこしいのは同じプロバイダでもキャンペーンの種類や時期によって違約金のルールが変わったりすることです。
ですが、ほとんどの場合以下のA、Bの2パターンになります。
これを覚えていれば違約金について正しく理解することができます。
A:1年ごとに減るパターン
B:2年目まで一律パターン
使い始めておよそ1年を境に、違約金が減額される場合と、そのままの場合があります。
時期によっても変わるのですが、BパターンはGMOとくとくBBのキャンペーンで採用されているケースが多いです。
数字を見れば一目瞭然ですが、一律24,000円というのはかなりの高額ですよね。
キャッシュバックがすごいことで知られるGMOとくとくBBですが、違約金の負担が大きいことは見逃してはいけないポイントです。
また、どちらのパターンも2年以降は9,500円で一律ですが、次回の更新月はさらに2年過ぎた4年後の同じタイミングになります。
つまり2年使ったからといって更新月を忘れていると、また2年間は違約金がかかってしまうことになります。
Pocket WiFiの違約金
続いてはY!mobileが代表的なPocket WiFiの違約金です。
1ヶ月の更新月が設けられているなど、基本的な部分はWiMAXとそう変わりません。
ただし、問題は違約金の対象期間です。
3年目まで一律パターン
WiMAXに比べて違約金の金額は9,500円と少額で一律のワイモバイルですが、基本的に契約の縛りは3年間と長いのです(WiMAX2+は2年)。
ルーターの新機種が出た場合は無料や割引の機種変更キャンペーンはあると思いますが、はっきりいって3年ってめちゃくちゃ長いです。
どうしても違約金を払いたくないなら、Y!mobileはちょっとお勧めしにくいサービスですね。
3年あれば身の回りの環境や本人の気持ちが大きく変わっている可能性のほうが高いと思います。
こういうサイトを運営している以上、管理人はもちろんワイモバイルに加入していますが、正直3年はちょっと長いな・・・と感じるのが本音です。
さらに、タブレットやパソコンなどがセットになったプランの場合、契約期間に応じた違約金(プランによって異なる)がかかります。
違約金と端末料金のちがい
管理人は一時期、3台のiPhoneの分割料金をまとめて払い続けていたことがあります。
1台目のiPhoneを割賦プランで購入し、その支払が終わる前に次の新しいiPhoneを契約、その後途中で他社キャリアのiPhoneに乗り換えたのでこんな状態になってしまったんですね。
同じように、スマホのプランを2年以内などで途中解約した場合も、月額の利用料金は発生しませんが残りの端末代金を払い続ける状況になります。
この「解約後も機種代金だけ払い続ける状態」ですが、ポケットWiFiでは起こりません。
ほとんどの業者でルーターは無料や1円などで契約時に手にすることができ、本体そのものにお金はかからないからです。
そして解約時にかかるのは違約金のみなので、ルーターの代金というものは支払う必要がありません(その分、違約金が高額になっていると考えることもできますが・・・)。
ただ、WiFiルーターはれっきとした精密機器ですし、当然ながら製造にはコストがかかります。
これが本当に無料扱いで購入でき、いっさいお金を払わなくていいのはポケットWiFiのメリットだと思います。
更新月を絶対に忘れないように
ポケットWiFiを違約金なしで解約するには、更新月に解約を完了させる必要があります。
注意したいのが、更新月を過ぎてしまうとまた更新月が2年先になったりすることです。
早いのはもちろん、遅くてもダメなのです。
さらに、契約してまもなくは契約したタイミングを覚えているかと思いますが、2年近く経ってしまうと何月に契約したのかなんてほとんど忘れているんですね。
特にメモでもしておかない限り、よほど記憶力のいい方でないとそうなってしまうでしょう。
で、気がついたら更新月を過ぎていた・・・なんてことになりがちです。
何年の何月が更新月なのかは、契約しているプロバイダに電話で聞くのが最も早いです。
以下は各プロバイダの問い合わせ電話番号になります。
各プロバイダの問い合わせ先
プロバイダ名 | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
UQ | 0120-929-818 | 9:00~21:00 年中無休 |
Broad WiMAX | 0570-783-055 | 11:00~18:00 月~土 |
GMOとくとくBB | 03-5456-1090 | 10:00~19:00 年中無休 |
@nifty | 0120-50-2210 | 10:00~19:00 年中無休 |
BIGLOBE | 0120-86-0962 | 10:00~19:00 年中無休 |
So-net | 0120-117-268 | 9:00~21:00 年中無休 |
ヨドバシカメラ | 0120-779-978 | 10:00~18:00 年中無休 |
ビックカメラ | 0120-995-151 | 9:00~21:00 年中無休 |
ノジマ | 0120-921-020 | 9:00~21:00 年中無休 |
ヤマダ電機 | 0210-810-666 | 10:00~19:00 年中無休 |
エディオン | 0120-71-2133 | 10:00~19:00 年中無休(年末年始を除く) |
ワイモバイル | 0210-921-156 116(ワイモバイルの電話のみ) | 24時間 年中無休 |
実は違約金を代わりに払ってくれるプロバイダがあります
ポケットwifiそのものを辞めたいというより、現在使っている業者からほかのプロバイダに乗り換えたい、という方もいると思います。
あるいは最新のルーターを使いたいけど、いま解約したら違約金がかかる・・・という方もいらっしゃると思います。
そんな方に最適なのがBroad WiMAXです。
実は、Broad WiMAXは今まで使っていた業者への違約金を代わりに払ってくれるので、金銭負担なしにプロバイダを乗り換えできます。
Broad WiMAXの違約金負担サービス
正直、顧客の囲い込み作戦もここまで来たか、という感じですね。
代わりに払ってくれる違約金の上限は19,000円までになりますが、これなら違約金が理由で他社に縛られている理由がなくなるんですよね。
契約する名義が変わったらいけない、乗り換え元はWiMAXに限定などの条件はありますが、乗り換え検討中の方ならBroad WiMAX以外ありえないのでは、と思えるほど。
この違約金負担の詳細は公式ページ内の以下の部分から見ることができます。
BroadWiMAXをスクロールして真ん中からちょっと下あたりで、赤枠内の「違約金当社負担!」クリックしてください。
こちらもBroadWiMAXの真ん中あたりまでスクロールし、赤枠内の「Broad WiMAXに安くお得にお乗り換え!」をタップしてください。
このシステムを使えば、無料で最新のルーターに変えることもできますよね。
もし乗り換えを考えているなら、ぜひ検討してみてください。