【レビュー】WiMAX HOME 01の通信速度に驚き!L01より確実に上

本ページには広告が含まれています。

このページでは、NEC製のホームルーター「WiMAX HOME 01」の実機レビューを書いていきます。

といっても、この製品は購入したわけでなく、縁あってプロバイダさんから実機をお借りしたものです。

といっても別にヨイショする気はさらさらないので、ありのままの感想を書いていきます。

というのも、同じホームルーターでファーウェイ製の「Speed Wi-Fi HOME L01」を所有しているので、果たしてそれより高性能なのかを知りたいのです。

同条件での通信速度を測って比較していますので、そのあたりもぜひ参考にして頂ければと思います!

WiMAX HOME 01の実機レビュー

まずはHOME01本体のレビューをしていきますね。

このホームルーター、完全な真円の筒型だったSpeed Wi-Fi HOME L01とちがい、やや楕円のような形状をしています。

白を基調にし、表面には各種操作ランプしかなく、インテリアの邪魔をしないデザインという意味ではL01と同じですね。

ホームルーターはできるだけ家の中心においたほうがいい(電波は同心円状に広がるため)ので、主張しすぎない、メカメカしすぎないというのは重要ポイントかと思います。

HOME01とL01を並べてみました。

こうして比べると、HOME01のコンパクトさがよくわかります。

L01の存在感がすごい。

室内に設置するものである以上、小さいことは間違いなくメリットなのでここはHOME01の勝ちですね。

上から見たところ。

左がHOME01、右がL01です。

デザインについては好みもあると思いますが、私的にはSpeed Wi-Fi HOME L01のほうがスタイリッシュに感じます。

やっぱり完全な円筒形なのがツボですね。

電源コードを比較しました。

これは本体と同じ白のL01のほうがいいですね。

真っ黒のHOME01の電源コードは、野暮ったさ全開。

せっかく本体がすっきりしたホワイトなのに、詰めが甘いというか、もうちょっと頑張ってほしかった。

置く場所によってはコードは丸見えになるだけに、ここは残念なポイントです。

裏側には接続端子やボタンが並んでいます。

有線接続をしない限り、本体に接続するのは電源アダプタのコードのみになります。

バッテリー駆動ではないので、完全にワイヤレスで使うことはできません。

ボタンの説明

リセットボタン
設定を初期化して出荷時の状態に戻します。
WPSボタン
WPS対応の機器と接続したい時に使います。
MODEボタン
通信モード(ハイスピードエリアモード、ハイスピードエリアプラスモード)を切り替えます。

新品のルーターの場合、最初に専用のSIMカードを取り付ける必要があります。

カードの挿入方向は正しい向きがあるのに注意。

SIMの端子(磁気)面を右向きにし、斜めに切り欠いている角部分を下にしてスロットに差し込んでください。

一番奥まで入れるとカチッと音がしてカードを固定できます。

本体の上面には、ファームウェアをアップデートする時に使うボタンがあります。

底面には製品の仕様が印刷されています。

機器と接続する際のSSIDや暗号化キー(パスワード)も書いてあるので便利ですね。

では電源を入れてみます。

といっても電源スイッチはなく、ACアダプタをつなぐと自動でスイッチが入ります。

しかしコードが目立つなぁ。

まずはStatusランプがオレンジ色に点灯し・・・

やがて緑色に代わり、Modeランプが点灯。

さらにしばらく待つと

電波の強さを示すランプが点灯します。

ランプは4つあり、最も電波状況がいいと4つ点灯しますが、私の部屋では2つのみ。

L01の記事にも書きましたが、基本的に私の家はWiMAXの電波が悪いのです。

実はランプが2灯で安定したのも驚きで、L01では1つか完全に消灯することもありました。

これは後でやる速度計測に期待が持てます。

WiMAX HOME 01の通信速度を計測

ではさっそく、HOME 01の通信速度を測ってみました。

機種はiPhone8を使用。

まずはダウンロード(下り)の速度から計測します。

ダウンロード速度は13.95Mbpsを記録。

この数値だけを見ると決して速いわけではないのですが、実はL01で測った値が2.5Mbps前後だったので、約5~6倍の速さんですよね。

ホームページの閲覧やYoutubeの視聴も、特に問題ありませんでした。

同じWiMAXの回線なのに、ルーターの違いだけでここまで変わるのか・・・と驚いたのが正直な感想です。

続いてアップロード(上り)のスピードです。

アップロード速度は0.18Mbps

こちらは、L01の時とほぼ同じ通信速度になりました。

ダウンロードはあれだけ差がついたのに、アップロードはほとんど変わらないんですね。

残念ながらかなりの低速なので、たとえば大きめの添付ファイルをメールで送る時や、SNSへの画像アップロードなどは厳しいかもしれません。

WiMAX HOME 01の仕様

サイズ 約70mm(幅)×155mm(高さ)×100mm(奥行)
重さ 約338g
通信方式 WiMAX 2+、au 4G LTE
ビームフォーミング 対応
WiMAX 2+ 440Mbps
Wi-Fi規格 IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)、IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯)
最大接続台数 22台(LANポート:2台、2.4GHz:10台、5GHz:10台)
対応OS WindowsR 10、WindowsR 8.1、WindowsR 7(SP1 以降) macOS 10.14/10.13/10.12/OS X 10.11/10.10/10.9/10.8/Mac OS X 10.7/10.6/10.5
かんたん接続 WPS、QRコード