海外用Wi-Fiをレンタル!羽田と成田の受け取り場所も解説
海外旅行に行く場合、現地でネットはどうやって使うの? これって、純粋な疑問ですよね。
言葉もよくわからない国でネットの情報収集もできなかったらなおさら不安になってしまいます。
特に怖いのが、知らない土地で道に迷ってしまうこと。
スマホのマップアプリさえ使えれば・・・と思う局面が多々あるかもしれません。
また、ネットだけじゃなく、日本にいる家族や友達に電話をすることがあるかもしれません。
もちろんその国にある公衆電話をつかえばできますが、料金がかなりかかってしまいます。
ですが、携帯電話会社のネットワークやその他ネットサービスが進化している今、まったく不安になることはありません。
日本にいるのと同じように、手持ちのスマホやタブレットそのままで、海外でも快適にインターネットを利用することができるので安心してください。
レンタル?キャリア?海外でWi-Fiを利用するなら
現在、手持ちのスマホやパソコンなどを海外でインターネットに利用するなら、大きく分けて以下の3つの方法があります。
これは、今までずっとあった方法であり、後述する海外WiFi専用サービスが登場するまではこのサービスが唯一のやり方でした。
つまり、お持ちのスマホのキャリア会社に別料金を払って、海外でWi-Fiでインターネットが利用できるようにするというものです。
しかも今はどの会社も使い放題プランが用意されているので、どれだけ使っても料金は1日2,980円以上になることはありません。
NTTdocomo「海外パケ・ホーダイ」
国内の「パケット定額サービス」「Xiデータ通信専用プラン」「FOMA定額データプラン」「パケットパック」のいずれかに入っていれば利用できる海外WiFiサービスです。
料金システム
表のとおりですが、料金が1,980円と2,980円で区切られています。
つまり、1日あたりのデータ量が約24.4メガバイト(20万パケット)までは1,980円、それを超えた場合はどれだけ使っても2,980円ということです。
でも、数字で何パケット、何メガバイトといっても、それがどれくらいかイメージしにくいですよね。
たとえば1日で1,980円あたりの料金だと、だいたい以下の例くらいの使用量になるそうです。
まあどれだけ使っても2,980円を超えることはないので、基本的にデータ量を気にしながらちびちび使う必要はないのですが、利用料のイメージとして参考にはなるのでしょうか。
パケットごとの料金は以下の内容です。
20万パケットまで | 50パケットまで 50円 50パケットを超える部分 0.2円/パケット |
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20万パケット以降 | 0.2円/パケット |
au「海外ダブル定額」
auでは海外ローミングサービス(現地の携帯会社のネットワークに接続してインターネットを利用する)をグローバルパスポートという名前でサービスを提供しています。
こちらもドコモとまったく同じ料金体系で、約24.4メガバイト分までの利用料なら1日1,980円、それ以上どれだけつかっても最大2,980円となります。
また、4G LTE対応の機種なら現地でも海外ダブル定額対象の事業者に自動的につながるので安心です。
ソフトバンク「海外パケットし放題」
ソフトバンクもドコモ、auと同一の料金体系からなる海外ネット接続「海外パケットし放題」を提供しています。
ただし、一点だけ思い切り注意が必要なことがあります。
それは、事前に海外で利用する携帯事業者を自分(手動)で設定しておかなければいけません。
これをやらないと自動で定額対象以外の業者につながってしまい、料金が青天井に膨らんでしまう危険があるのです。
と、こんな感じで携帯会社のサービスを利用して海外で問題なくネットはできるのですが・・・ 1日1,980円や2,980円とか、やっぱり料金がちょっと高いんですよね。
まあ殿様商売という感じでしょうか。
そんな中、価格面で圧倒的な有利さをひっさげてこれらに対抗する強力なライバルが現れました。
それが「海外ネット専用WiFiレンタルサービス」です。
行先の国に対応するSIMを現地で購入し、それをSIMフリーのスマートフォンに差し込んで使うことができます。
この場合、たいていがプリペイド方式なので使う分だけを購入することになるので、使いすぎの心配もありません。
利用料金もその国での国内通話になるのでたいてい割安になります。
ただしSIMフリー機種でしかこの方法は無理なので、3大キャリアのスマートフォンを利用の方は利用できません。
海外でも使えるグローバルSIMは国内でも販売されていますが、大抵の場合通信量が割高になってしまいます。
現在、これが最もポピュラーな方法ではないでしょうか。
これだけスマホやタブレットが普及し、海外旅行に出かける方がたくさんいる今の日本で、まさにビジネスチャンスとどんどん参入業者がふえているのが、この海外WiFiレンタルサービスです。
何と言っても最大のメリットは「料金の安さ」。
行く国によって料金は幅がありますが、最も高価格帯の国でも1日1,580円、安いところだと300円台でネット使い放題のサービスもあります。
前述の携帯会社の海外サービスと比べたらまさに雲泥の差。
さらに、これらのサービスは専用のWiFiルーターを借り受けることになるのですが、その受け渡しも成田空港・羽田空港・関西国際空港・中部空港・福岡空港・新千歳空港など主要な空港でできるんです。
利用できる国も世界200カ国以上と、ほぼ地球全部をカバー。
海外でネットを利用するならこちらを選ばない理由がないほどメリットしか見当たらないサービス内容です。
業者もたくさんあるので好みに合わせて選ぶことができます。
以下に評判のいい海外WiFiレンタル業者をまとめましたのでご参考ください。
イモトのWiFi | |||||||||||||
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[imoto] | 海外WiFiサービス大手のグローバルデータがやっているのが「イモトのWiFi」。 世界の果てまでイッテQ!の珍獣ハンターでお馴染みのイモトがイメージキャラクターを務める海外WiFiサービスです。 スマートフォンやタブレットなど5台まで自由に繋げられる海外WiFiルータを格安でレンタル。 面倒な設定はすべて済ましてから使えるので、最短10秒で接続できるカンタンさが特長です。 | ||||||||||||
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[imoto]
グローバルWiFi | |||||||||||||
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[globalwifi] | こちらも大手の海外WiFiサービス、グローバルWiFi。 1995年に創業し、海外WiFiは2011年からサービスをスタートさせています。 世界200カ国以上の国に対応し、その数では業界No.1となっています。 期間ごとに開催される格安キャンペーンや法人向けプラン、タブレット専用プランなど、幅広いニーズに応えられる魅力的な料金プランを展開。 選んで間違いのない業者です。 | ||||||||||||
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[globalwifi]
Wi-Ho!(ワイホー) | |||||||||||||
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[wiho] | テレコムスクエアが運営する海外WiFiサービスがこのWi-Ho!(なんか某大手家電メーカーのネットサービスと名前が似ていますが(^_^;))。 こちらも上記の業者に料金でひけを取らず、もちろん空港での受取手数料や宅配送料などいっさい不要。 あらかじめ予約することでさらに料金が安くなる「早割セール」が魅力的です。 1カ国と複数カ国で2つの料金プランも選べるのもいいですね。 | ||||||||||||
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[wiho]
実は最近登場した「どんなときもwifi」のほうがお得!
もし、ポケットwifiの類をまったく持っていない方で海外旅行に行くなら、このどんなときもwifiのほうがお得になる可能性が高いです。
最近CMも結構やっているのでご存知の方も多いかもしれませんね。
このどんなときもwifiは画期的で、なんと月々の通信量に制限がまったくありません。
つまり完全に使い放題、しかも月額は3,480円とかなり格安なんです。
しかも何の手続きもなしで海外に持っていってもそのまま使えて、料金はレンタルwifiよりも安いです。
さらに、契約期間は2年と、3年の長期契約が当たり前になった今ではだんとつに短いもの。