WiMAXルーターを機種変更する切り替え手順を解説!費用は無料?
現在使用しているWiMAX(BroadWiMAX)のwifiルーターを機種変更したので、一連の手順などをまとめました。
ポケットwifiの契約更新月が近づいてくると、機種変更の案内ハガキやメールがプロバイダから送られてくると思います。
特にメールはウザいくらいに。
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ただ、最初に書きますと、機種変更するくらいなら他社に乗換えたほうが得です。
私は複数のプロバイダを契約ずみなので特にめぼしい乗り換え先がなかったのと、変更の手順を記事にしたかったので留まることにしただけです。
ですので、この記事を読まれていて機種変更の時期が近い方は、基本的に他社乗り換えを前提にお考え頂くのがベストだと思います。
WiMAXルーターを機種変更する流れ
機種変更の手続きそのものは簡単です。
以下はBroadWiMAXで私が実際にやった機種変更の手続きです。
機種変更案内のメールに手続きページへのリンクがあるので移動し、右上の「機種変更はこちら」をクリックします。
次の機種をどれにするか、オプションの有無、プランの選択などをする長い画面になります。
まずはwifiルーターの機種ですが、ブロードワイマックスでは現在「WX05」「WX04」「W05」の3つから選ぶことができます。
私は最新機種で電波の弱い場所でもつながりやすい「WiMAXハイパワー」機能を持つWX05にしました。
機種の色とオプションのクレードルの有無を選択。
クレードルがあれば、家で有線LANケーブルを接続してホームルーター的な使い方もできます。
ただ、私はすでにホームルーター(Speed WiFi HOME01)を持っているのでクレードルはなしを選択しました。
WiMAXのプランを改めて選択します。
月間の通信量に制限がないギガ放題プランでないとWiMAXの意味はないので、そのまま継続します。
auに加入していると月額料金が割引されるauスマートバリューmineの選択ですが、私は持ってないため非選択。
さらにBroad WiMAX独自のサポートオプションも選べますが特に必要ないのでそのままパス。
重要説明事項と約款に同意して、お客様情報の入力ボタンをクリックします。
画面上部に先程入力した機種やプラン内容などが表示されます。
その下には名前や住所などの入力フォームが続きます。
これ、機種変更なので名義が変わるわけではないんですが、なぜかもう一度個人情報を入力する必要があります。
特にひっかかるとこはないと思いますので、最後まで入力して「確認画面へ進む」のボタンをクリック。
これまでに入力した内容の確認画面になります。
これが最終になるので、間違っていたり変更したい項目があったら「前の画面に戻る」ボタンから作業を進めましょう。
すべて終われば「この内容で送信する」をクリック。
これで機種変更の申込みは完了です。
完了と同時に、登録したメールアドレスに申込内容の確認メールが届きます。
後日新しいルーターが届きました
手続きから一週間後に新しいルーターが郵送されてきました。
少し面倒なのが、新機種の電源を入れればすぐ使えるわけではなく、専用のサイトで移行の手続きをする必要があります。
手順ですが、機種変更後に切り替え手続きの案内メールが届きますので、本文内のURLをクリックして「切り替えサイト」へアクセスします。
ここで古いルーターと新しいルーターのIMEI番号を入力します。
IMEI番号は15桁の数字で、ルーターの梱包箱の側面(バーコードがあるラベル)や本体裏面のラベルに記載されています。
これとか
これですね。
この手続きをすると、新しいwifiルーターの方に回線が切り替わります。
ルーターが届いた月から翌月までにこの操作をしないと、プロバイダ側で自動的に回線切り替えがされるようです。
あとは新しいルーターにSIMカードをセットすればOK。
以下はWX05のSIMカード装着の手順になります。
WX05にSIMを装着する手順
本体と同梱されている専用SIMカードを用意。
SIM部分を台紙から切り離します。
本体を裏返し、赤枠内のパーツを右へずらします。
ずらした上ブタを画像のように起こします。
SIMの切り欠き部分が手前に向く方向にカードをセットします。
そのまま上ブタごと倒し、左側へスライドさせるとカチッとロックがかかります。
これでWX05のSIMカードの装着が完了です。
あとはバッテリーを装着して・・・
裏ぶたをパチンとはめ込んだらOKです。
WiMAXで機種変更するデメリット
プロバイダからの案内ハガキなどをみると得しそうに見える機種変更ですが、いろいろとデメリットがあります。
以下に気になるものをまとめました。
新規契約の特典が受けられない
まずこれが最大のデメリットですね。
機種変更した場合、当然ながら契約自体はただの継続扱いになるので、新規契約ならではの特典が受けられません。
最もわかりやすい例で言えばキャッシュバック。
新たに契約すると40,000円近い現金がもらえたりするキャッシュバックですが、機種変更ではこうした特典が適用されません。
また、特典だけでなく、毎月の料金を見直せる機会を逃すかもしれません。
ポケットwifiのプロバイダ料金は各社で違いがあり、一区切りの契約期間(3年)の合計額でいうと2~3万円の差になる場合も。
もっと料金の安いプロバイダに違約金なしで乗り換えられるのに、機種変更で継続したらまた数年間縛られるのはもったいない話ですよね。
wifiルーターの選択が限られる
私がやったBroadWiMAXの機種変更では、ホームルータータイプを選ぶことはできませんでした。
このように、機種変更では選べるルーターの種類が限られます。
もちろん新規の契約ではプロバイダが用意している機種は自由に選べるので、これも機種変更のデメリットといえます。
機種変更は囲い込みトラップの一種
業者からしたら獲得した顧客は絶対に逃したくないわけで、何とか囲い込もうと考えた結果がこの機種変更戦略、ということですね。
せめて機種変更独自の特典があれば、やる意味もあると思いますが。
現在、プロバイダから届く案内を見ていると「最新機種に無料で変更できる!」といった誤魔化しっぽいアピールがほとんど。
いや、それ新規でも同じだし、ということですね。
しかも機種変更はタダではありません。
事務手数料の3,000円がかかります。
これなら、同じ事務手数料3,000円払うなら新規加入のキャンペーン特典がある他社に移ろう、というのが自然な考えですね。
現状の契約システムで考えれば、”ポケットwifiは3年ごとにプロバイダを乗り換える”つもりで使うのがベストだと思います。